仮住まいに越すにあたって、

心配したのが配送物の受け取りです。

郵便は転送手続きをすればいいのですが、

(ネットでサクッとできました)

宅配便関係が困ります。

 

とはいえ僕は

中元歳暮が送られてくるほど偉くないし、

そもそも届け先が工事中だと

伝票の連絡先に電話があるので大丈夫なのですが。

近ごろはメール便が宅配業者から届きます。

 

あれをいちいち住所変更するのって面倒、

また元の家に戻るんだし。

そして今さら夏物をしまうのも面倒、

また夏が来るんだし。

 

転居案内のプレートをつくって

旧居に掲げておくことに。

夏服はそのまま紛らわせて

見なかったことに。

 

さぁ、ホームセンターへ。

プレートを自作します。

 

まずはプラスチックの板を探します。

まちで見かける駐車禁止や

営業中・準備中のプレートって

ホームセンターに?売ってました!

さすが我らのホームであり

センターでもある安心の品揃え。

 

その販売コーナーで

両面ともに真っ白な札を購入し、

油性ペンで住所を記入。

あとは火で炙ったドライバー先の熱で

結束バンドを通す穴を空けます。

コツはぐりぐりしないこと。

じっと押し付けてたら突然パスっと空きます。

 

できた!

なんだこの達成感、

ジョイマンみたいに踊りたい。

 

あっという間に完成〜

あとはポストに固定〜

ナナナ〜ナナナ〜

 

取り付けるといい感じ

 

こうすると懸念していた

メール便もちゃんと転送してくれます。

ポストに転送されてきた封書を確認した時は

自分の巣箱に鳥が入ってくれたような感動。

よしよし。

 

そういえば巣箱問題…(その記事こちら

 

と、そんなある日、

解体屋さんが工事前に、

すっぽりプレートを覆ってしまいました。

 

引田天功なら別の場所から出てくるけど

 

いかん、いかん、

掲げる場所を変えますね。

 

このバーをお借りします

 

 

初日の工事で割れました

 

あらら。パッキリ。

ま、家をぐちゃぐちゃに壊す解体工事です。

プラスチックの板なんて

ポテトチップスみたいなもんです。

 

まさに風の前の塵に同じ、

重機の前のポテチに同じ、

ガガガと響いてた工事音は

諸行無常の響きだったのね。

 

まぁ、キリないし、

もういいかなと諦めてたら

 

修繕してくれてました

 

なんと繊細な作業、力強い男は優しいな。

惚れてまいますわ。

 

 

結論、数週間掲げておいたらプレートがなくてもヤマトさんは荷物をちゃんと転送してくれてこっちにも惚れてまうわ