未病の話
病院で検査しても、異常がみつからない。だけども“頭痛、肩凝り、
めまい、耳鳴り、目がかすむ、喉が詰まる、心臓がドキドキする、
ご飯がおいしくない、手や足にしびれ感がある”などの体験をした方もいると思います。
病気とは診断されないが、健康でもない。
これは身体が、“半健康・半病気” の状態になっているのです。
このような半健康・半病気の状態を、漢方では病気になる一歩手前だとして、「未病(みびょう)」 と言っています。
私たちの身体のバランスはどこか歪んでいるのです。
病院で検査しても異常なかったから、私は大丈夫では済まされないのです。
中国には 「上工(じょうこう)は己病(いびょう)を治さず、未病(みびょう)を治す」
という教えがあります。
「上工」 とは腕の良い名医と呼ばれているお医者さんのことです。
「己病」 とはすでにかかってしまった病気のことです。
つまり、本当の名医は、すでにかかってしまった病気はもちろんのこと、これから起こるであろう病気も予測して治してしまうといった意味です。
いま述べた格言は1700年も前の言葉ですが、古代の人々の健康に対する思いが伝わってきます。病気になる一歩手前の状態―未病から生活習慣の見直しを始めましょう。
せっかく 体から ここが不都合ですよ・・・とお知らせをいただいているのです。
そこに耳を傾けない手はありませんよね。
私は医者ではありませんが、上工をめざしています。