FX。今やこの言葉で検索をかけようものなら実に様々な人をネット上で見かけることが出来ます。その中でもとりわけ目につくのが派手な勝ち方をしている人達です。正直、私も見てて「うわ、スゴい！」と思うような利益を上げている人もいます。そしておそらくこの記事を読んでいる人の中にも達人技のようなエントリー捌きが出来る人もいるかもしれません。
ただ、一つ言っておくのであれば、
そういう人は、大負けもしやすい人です。
FXのルール決めのデメリット(??)、口惜しさ
FXのルール決めのデメリットと呼んでいいかどうか分かりませんが、強いてデメリットという言い方をするのであれば機会損失を感じてしまうことにあります。例えば今日のポンド円のチャートを見てみましょう。
白矢印の辺りで2024年1月23日、日本銀行記者会見がありました。
日銀記者会見と言えば重要度MAXの重要指標ですよね。
私はこの少し前のこの辺りで売りを持っていました。
つまり、日銀記者会見時ぐらいまでこれだけの含み損があったわけです。
SL(ストップロス)を直近高値に設定して超えるようであれば損切りの予定でした。ですが、上手くことが運んで結果は下がっていったわけです。
そして私が決済したのはこの辺り。
はいー、今、「あーあ、もう少し待ってればよかったものを」と思った人。
それは結果論。
この時は日銀記者会見の最中で相場は荒れに荒れていました。
当然、こうなるパターンもあり得ます。
私たちは常にあらゆるたらればを考えていかなければいけません。
ですが、今回の私のような決済をして後で
あー勿体ないとか惜しかったと酷く悔しがったり、ここで待機をかましてそこそこの利益を取れる人、
実は結構危ないです。
FXのルール決めのメリット、安定と安心
投資は時に憶病でなければいけません。というか、憶病な人の方が上手です。
タイミングの天才、神、未来が読める、預言者
様々な屋号を掲げてSNS等で自慢しているトレーダーを見ると「あー、自分ももっと待てていればな」と悔しく思うかもしれません。
しかし、よく考えてください。
そういう待ちをする人って、どこかで大損やらかしていませんか？大借金こさえてはいませんか？
一撃のトレードで100万利益を出せてもそこまでの間で1000万負けていれば900万円の損失です。
1回のトレードで数千円の利益だったとしてもそれまでの積み重ねで100万以上の利益が出ていればトータル利益は100万円以上です。
あなたはどちら側になりたいでしょうか？
性格、相性にもよりけりなトレードスタイル。最適なものを選ぼう
FXトレードは性格的なものや相性的なものが大きく左右することもあります。
たとえば、ある程度裁量の猶予のある手法の場合。
や
このような方法の方がガチガチにルール化される自分で臨機応変にルール対応できる。というものがあっている人もいますし、
こちらの手法のように考える余地のない程に仕組化されたほうが性に合っているという場合もあります。
自分の性格や相性、スタイルに応じてもルール化するベースの手法を選んでいきたいですね。
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