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ボイシーで話したことを文章にしてみました(アメブロだけ読んでボイシーを聞いてラシャらない方もいるので)
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障害のある子どもの将来を考えたとき、「働けるかどうか」と同じくらい気になるのが、障害基礎年金の受給ことではないでしょうか。
特に、「20歳の時点で就職していたら、年金はもらいにくくなるのではないか」
という不安は、多くのご家庭が感じているものだと思います。
結論から言うと、就職しているからもらえない、ということはありません。
ただし、現実的には年金事務所の人の心象は「フルタイムで働いてるんだこの人、ううん」となることもあると思います。というのも事実です。
■年金は「会わずに判断される」
障害基礎年金の審査は、障害者手帳の取得とは違って少し特殊です。
審査をする人は、本人に会うことはありません。
判断材料になるのは、医師の診断書、親などの申立書この書類だけです。
つまり、この2つの書類の中でどれだけ「困りごと」が伝わるかがすべてになります。
■フルタイム就労が与える印象
ここで問題になるのが、「働いている」という事実です。
たとえば20歳の時点で、
フルタイムで働いている、安定している
安定した収入がある
となると、審査する側はどう感じるでしょうか。
「この人は働けているし、生活も成り立っているのではないか」
と判断される可能性が出てきます。
制度上は関係なくても、人が判断する以上、印象が影響することは避けられません。特に障害基礎年金は税金から支払われるものです。そのため、どうしても「本当に必要な人か」という視点で見られやすくなります。
■手帳の有無と年金は別物
ここも誤解が多いところですが、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳を持っている
→ 年金が必ずもらえるわけではない
逆に、手帳がなくても→ 年金が認められるケースもある
つまり、手帳と年金は連動していません。あくまで個別に「生活の困難さ」が審査されます。
■なぜ「すぐ就職しない方がいい」と言われるのか
私が以前お話しした「就労移行支援を挟んだ方がいい」という考え方には、理由が2つあります。
一つ目は特別支援学校高等部を卒業するのは18歳。障害基礎年金の申請は20歳です。
この2年間を、就職せず就労移行支援事業所に通う
という形にすると、「まだ働けていない状態」で申請を迎えることになります。
その結果、年金が認められるハードルが下がる可能性があるというわけです。
二つ目は就労定着支援が使える、つまり就労後のサポートです。
就労移行支援事業所を経由して就職すると、
職員が企業と本人の間に入り
定期的に訪問し
困りごとを調整してくれるという「就労定着支援」が使えます。
一方で、学校から直接就職すると、この継続的な支援は基本的に受けられません。
最初の数ヶ月は学校がフォローしてくれることもありますが、長期的ではありません。どうしてかというと特別支援学校高等部は今抱えている3年生の進路を決めるのに、進路担当の先生は必死だからです。卒業生の就職先の企業に行ってずっとフォローする余力はないのです
実践的な経験を積みたい
就職を早く目指したい
こうした気持ちも、とても大事です。
大切なのは“戦略”と“納得”
進路選びで大事なのは、
年金の取りやすさだけで決めないこと
かといって制度を知らずに選ばないこと
このバランスです。
障害のある子どもの進路は、
就労
生活
支援
お金
すべてがつながっています。
だからこそ、
「どう生きていくか」という視点で戦略的に考えることが必要です。
最後に
障害基礎年金は、「取れるかどうか」ではなく
「どういう状態で申請を迎えるか」で結果が変わる制度です。
そしてその状態は、
進路の選び方で大きく変わります。
目の前の進学だけでなく、
20歳、その先の生活まで見据えて考える。
それが、後悔しない選択につながると思います。
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