147回目。ウチのあほボンに多数応援メッセージいただきまして、誠におおきにです!!


 2008年から続くミゾユウの金融危機。マジメに働いていれば不自由なく過ごせていた時代が懐かしく、消費も落ち込み、雇用は減退し、失業者があふれかえる現代の世界経済。私たちは指をくわえたまま見過ごすわけにはいきません。何とか生き抜いていかねばと新聞を読んでいると、わかっているようでわからない言葉って結構ありませんか?そこで、復習をかねて経済を読み解くためのキーワードの説明をいくつか書いておきました。何かの助けになれれば幸いです。


カントリーリスク

 資産運用におきましては、外国の通貨・株式・債券などへの投資を行う場合に不安定要素となる、その国の政治・経済・社会などの見地からの「国の信用リスク」のことをいいます。GDP、国際収支、外貨準備、対外債務などのほか、当該国の政情や経済政策などといった定性要素を加味して判断されます。多くは民間の格付け会社によって公表される。


恐怖指数

 シカゴ・オプション取引所(CBOE)がS&P500を対象とするオプション取引のボラティリティ(30日間)を元に算出、公表している指数です。略称でVIX指数と呼ばれることが多いです。数値が高ければ高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされています。通常は1020の間で推移します。


コーポレートガバナンス

 「企業統治」と訳され、経営者が株主のために企業経営を行っているかを監視する仕組みのことです。経営者は株主の利益の最大化を目的に企業経営にあたる責務があります。このような経営者の責務をしっかりと果たしているか、また経営者に目的を与え、業績評価を行って、経営者が株主の利益を生み出すようにモニタリングすることがコーポレートガバナンスの本質です。


コモディティ通貨

 「資源国通貨」とも呼ばれ、鉱物資源や農産物などの市況商品を産出し、それを主な輸出品としている国の通貨をいいます。オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドなどが代表的な通貨といえます。商品相場が上昇するときや産出商品の輸入国の景気がよくなるときなどに原材料の需要が高まることが期待されるため、コモディティ通貨は買われます。

いかがでしたか?ベテランの方は「こんなん知ってるわ!!」っておっしゃらずに、復習だと思って読んでやってください。次回、「さ行」編もお楽しみにぃ!!