コウチュウ目、6-2

 

ハムシ科、2

 

※5月2日オオキイキイロマルノミハムシを追加しました。

※5月8日アカイロマルノミハムシを追加しました。

 

ゲナハハムシ亜科

ニレハムシ

胸(前胸背板)は黒目の黄褐色で、中央と縁に黒い斑文があり、背(鞘羽)は黒黄褐色。食草はニレ科のハルニレ、ケヤキで普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月中旬に現れ繁殖活動をします。大きさは6.5㎜~6.9㎜ほどの中型種です。

ニレハムシ♂

ニレハムシ♀

ニレハムシ卵

卵は卵黄色で水滴型をしており、食草の葉上に並べて複数を産卵します。

ニレハムシ孵化

ニレハムシ幼虫

ニレハムシ蛹

蛹化は地表の枯れ葉を粘液でまとめ、繭玉を作りその中で蛹になります。

ニレハムシ蛹

前項の枯れ葉を開き繭の一部を取り除き蛹を露出。

ニレハムシ蛹(背面)

ニレハムシ蛹(即面)

ニレハムシ蛹(腹面)

クロウリハムシ

胸(前胸背板)は黄卵色で背(鞘羽)は黒色、食草はウリ科のウリ類で普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは5.8㎜~6.3㎜ほどの中型種です。

クロウリハムシ

クロウリハムシ

アトボシハムシ

胸(前胸背板)は黄卵色で背(鞘羽)は白地に黒斑を有するが、黒斑は変化に富んでいます。食草はウリ科のアマチャズルで普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは4.5㎜~5.5㎜ほどの中型種です。

アトボシハムシ

アトボシハムシ

クワハムシ

背面は黒色で、食草はクワ科のクワ、コウゾ、ヤマノイモ科のヤマノイモで普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは5㎜~7.3㎜ほどの中型種です。

クワハムシ

クワハムシ

キムネアオハムシ

頭と胸(前胸背板)は黄褐色で、背(鞘羽)は黒色。ヤナギ科のヤマナラシで普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは7㎜~7.2㎜ほどの中型種です

キムネアオハムシ

キバラヒメハムシヅナ

背面は瑠璃色で腹面が黄色、ブナの科コナラ、アジサイの科ノリウツギの花で普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは4.5㎜~5㎜ほどの中型種です。

キバラヒメハムシ

キクビアオハムシ

頭は黒色で胸(前胸背板)は黄褐色、背(鞘羽)は緑青色。マタタビ科のサルナシでやや普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは5.8㎜~7.8㎜ほどの中型種です

キクビアオハムシ

キクビアオハムシ

イタドリハムシ

頭と胸(前胸背板)は黒色、背(鞘羽)は黄色に幅広の黒色の横帯があります。タデ科のイタドリ、オオイタドリで極普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは7.5㎜~9.5㎜ほどの大型種です

イタドリハムシ成虫

イタドリハムシ産卵

卵は多数を団子状に産卵します。

イタドリハムシ幼虫

ウリハムシモドキ

頭は黒色、背面は黄褐色~黒色、マメ科のマメ類、シソ科のハッカ類、広葉樹の若葉などで極普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、4月中旬に現れ繁殖活動をします。大きさは4.7㎜~6.9㎜ほどの中型種です

ウリハムシモドキ

ヒゲナガルリトビハムシ

ヒゲナガハムシ亜科、ホソハムシ亜科には、ノミハムシ亜科に似た種もあり、いずれも太腿(後脚)が太く発達し飛び跳ねる力が強いのが特徴です。本種もその一つで背面は瑠璃色で、ツツジ科のツツジ類でやや普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは3.5㎜~4㎜ほどの小型種です

ヒゲナガルリトビハムシの太腿(後脚)

太腿(後脚)が非常に発達しています。

ヒロアシタマノミハムシ

背面は黄色~小豆色で、タケ科のツシマザサ(ネマガリダケ)でやや普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは2.3㎜~2.8㎜ほどの小型種です

ヒロアシタマノミハムシ

オオアカマルノミハムシ

体色は赤で触角と脚は黒色、キンキンポウゲ科のセンニンソウでやや普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは4.2㎜~5㎜ほどの小型種です

オオアカマルノミハムシ(背面)

オオアカマルノミハムシ(側面)

ホソハムシ亜科

ホソルリトビハムシ

背面は瑠璃色で、アケビ科のミツバアケビで見られ希なようです。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは2㎜~3㎜ほどの小型種です

ホソルリトビハムシの太腿(後脚)

カバノキハムシ

背面は黄土色で、カンバ科のカンバ類、シデ、ブナ科のブナ、ナラ類、クロムジ科のトチノキ、とされており、ウダイカンバより得られたが希なようです。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは4.5㎜~7.5㎜ほどの小型種です

ノミハムシ亜科

キイロマルノミハムシ

背面は赤色で、キンポウゲ科のセンニンソウ、ボタンズルでセンニンソウから得られ、やや普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、5月上旬に現れ繁殖活動をします。大きさは4.2㎜~5㎜ほどの小型種です

オオキイロマルノミハムシ(マウンテング上♂、下♀)

アカイロマルノミハムシ

背面は赤色で、キク科のアザミ類、ウマノスズグサ科トウゴクサイシンで普通に見られます。年に一度の発生で越冬後の成虫は、  4月下旬に現れ繁殖活動をします。大きさは3.2㎜~3.8㎜ほどの小型種です

 

※次回もご期待ください。