僕の父上は
僕が生まれて間もなく
亡くなりました
なので 僕は
父上との 思い出
記憶すら ありません
三十歳。
虫垂炎です。
今時 虫垂炎なんて
切り傷レベルで
難なく治る病気なのですが、、
当時は 致命傷だったようです
今日 父上の事を
ふと 考えつつ
気が付くと
父上の 年齢を追い越し
父上の 倍以上の歳に なっていて
親より 長生きしたという事は
親孝行は 出来たのかなあなんて
思ったりしています、、
僕が 歳を取るほどに
母や 故郷の親戚に
「 本当に 生き写しで
気色悪いくらい お父ちゃんにそっくりながやちゃ 」
※富山です
と 言われたもので
恐らく 僕のこれと
同じ顔なのでしょう
お父ちゃんも
鼻が高かったのだと思います(笑)
今は
歳の 十しか違わぬ
兄上のような 父上がおりまして
この 父上と
交流しておりますと
歳は 近いけど
お父さんっていいなあと
温かい気持を もらったりするものです、、
親孝行、したい時には親は無し
とは よく言われる事ですが、、
やはり 出来る事なら
また今度
いずれそのうち
特別な日に
ではなく
思い付いた時
思い付いた事を
出来る分だけ
しておくのが 良いのだなあと
しみじみ、、、
夜も更け
風呂上がりの ゼリーのお時間に
江戸に暮らす
娘と 倅から
いつもありがとう
元気で お仕事も そのほかのことも
がんばって
これからも よろしくお願いします
と
ＬＩＮＥが 届きまして
つい 頬が緩み
口端から ゼリーがこぼれそうになりました(笑)
毎日 食べているのに
いつもより 甘く感じるなあ、、、
こんな 一言を
もらった だけでも
ほんわか 幸せな気持になるもので、、
こうして
何気なく 声をかけてくれるだけで
それが 大変な親孝行になるものだと
改めて 感じました
プレゼントなんて 買ってくれなくても
大それたことをせずとも
子が 元気で 幸せでいてくれる事が
何よりの 親孝行です、、、
いつも ありがとう、、、