先日の通院で
ちょうど一週間目にして
抜糸となりましたグッド!キラキラ

 

念のため、刀を握るのはもう少しガマンいたしますが
日常生活はすっかり元通りですほっこり

 

 

こんなに早く回復したのも
 

皆様からの
たくさんの優しいお声掛けが
お薬になったのかもしれませんキラキラキラキラ


ありがとうございます照れ

 

 

 

さて。

 

 

今日は 録画DVDで

現代劇作品を見たもので、、

 

 

ちょいと 珍しく
現代劇の 思い出話を、、ひらめき電球ニコ

 

 

 


2011年 テレビ朝日連続ドラマ

船越英一郎さん主演

 

 

【ホンボシ ~心理特捜事件簿~】


 

で レギュラー出演させて頂いておりましたほっこり

 

 


心理学をベースに 謎を解き

 

真犯人「ホンボシ」を追究していく
サスペンスドラマです音譜

 

 

 

鑑識官、矢代有作


 

 

僕の頂いた役ですアップ

 

 

 

 

毎度、事件現場に駆けつけて
現場検証をする、鑑識官。

 

 

 

 


以前のブログに書いたように

 

サスペンスで僕、と言えば

 


医者、板前、監督、

社長、何かしらの師匠

 

 

そんなキャラクターが 多かったもので


鑑識官、というのは

珍しい役どころでした。

 

 

 

 

ひととおりご遺体をお調べして

 

 

「見立ては?」

 

と 問われると

 

 

ずいっ とマスクを下げ

 


被害者の損傷部位など示しつつ

 

 

 

”死因は失血死、
 凶器は鋭利な刃物だろう

 

刺創以外にも全身に細かい擦過傷があり
爪には皮膚片、

 

まあ、さんざん揉み合った上に
ナイフで心臓を一突き、
という状況じゃないだろうかねうーん

 

死斑の状況から見てざっと死後2~3時間程度、

死亡推定時刻は午前1時頃、
というところだろうなひらめき電球 ”

 


、、なーんて
つらつらと 見解を述べておりました。

 

 

サスペンスでお馴染ですよねウシシ

 

 

 

キャラクターが珍しいだけでなく

 

 

役柄の職業上
普段使う事のない言葉が多く

 

 

これがまあ、、専門用語が多い。

 


台本読みつつ

セリフを口にしてみて、

 


はあ、、汗

 

テレビで普通に聞いてたけど
そういえば
こんなん普通言わんしなあ、、


実際どんな言い回しやねん、、えー?


 

 

なんて、改めて戸惑う、
といった感じでした。

 


しゃべり方も

 

感情的にならず淡々と
かつ、見解を適切に伝達する。

 

 

という、
これまでに あまりないものです。

 


淡々と、とは言え

 

それまでに
現代劇で 経験したような

 

会社のお偉いさんや
病院の理事長さんみたいに

 

静かに、落ち着いてしゃべればいい。

 

というものでもなく、

 


専門的な見解を
迅速簡潔に述べるため

 

 

どちらかというと
セリフには速さが要求されました。

 


加えて、
場合によっては 少々長台詞。

 

 

う~ん、、汗

 


あれこれと 自分で喋ってみますが、

 

どれも いまひとつ
しっくりきません。

 

 


おおよそのイメージは出来てるのです。

 

でも、口にすると何か違う。

 

 

どう表現したものか、、、

 

 

あれこれと
考えあぐねるうちに、

 

 

ふ、、と

 

 

何か
デジャヴのような思いに駆られましたキョロキョロ

 

 

待てよ、、

そういう言い回し、した事あるような、、??

 

 

 

記憶を巡らせ、気づきましたガーンひらめき電球

 

 


あった。

むっちゃあった。

やり続けてた。

 

 

 

 

時代劇やんけ、、!ガーンあせる

 

 

 

 

時代劇では

 

お城や戦の場面で

 


戦場の伝令役
世情を上司に伝える侍などが
出て参りますが

 

 

 

これらは

 

「 申し上げます 」


から始まり、

 

 

地名、敵の名前、
敵兵の数、戦況、、

 

などなど

 


リアルタイムの現状を

 

素早く的確に
かつ冷静に 淡々と


時代劇ならではの
専門用語(?)も多々 使いつつ

そこそこの長台詞で 伝えます

 

 


そうか、、、

 

あれらの役で
さんざんやってきたではないか、、、ガーン

 

 


思い起こすほどに

 

今回の この役と
求められる要素は
非常に 似ておりますひらめき電球


 

よし、あれでいこう、、、グー

 


 

そのイメージで
鑑識結果を口にしてみますと

 

 

なんという事でしょうキラキラ

 

見事

自分のイメージしていた役に
はまったではありませんか、、、キラキラキラキラ

 


かくして出来上がったのが

 

 

鑑識官・矢代有作 という名の
現代版伝令侍(正式にはそんな役名ないけど)でした


 

 

ともすれば 


長年の経験によって染みついた侍感
うっかり ポロリして


にじみ出る 時代劇風味を
消すのも大変やし

 


時代劇とは また違う 
難しい専門用語や 名詞が多くて

 

 

台詞を記憶するのは
毎回 苦戦しましたがあせる

 


現代劇の役をカタチにするのに
時代劇の経験が役立ったのは

 

 

ちょっと 目から鱗な事でした目キラキラ


 

時代劇の 刀の格闘とは
またちょっと違う 格闘でした、、ほっこり

 

 

 

主演の船越英一郎さんをはじめ

 

高嶋政宏さん ほか

共演の皆さんとは

 


時代劇等でも
何度もご一緒し

 

殺陣などで絡んだりしておりましたので

 

 

なんだか雰囲気違うと
調子が狂うなあ、なんて言いつつも

 


とても暖かく、親切にして頂き
いつも 和気あいあいの

楽しい 撮影現場でした照れ音譜音譜

 

 


しかし、、、

 

 

船越さん 

 

そのジャンルの顔、
と言っても過言でないほど

サスペンスドラマで お馴染ですが

 


このドラマでも

 

非日常的な言葉の多い 
長~いセリフを

 

毎回、口ずさむかのように
滑らかに おっしゃって

 

 

さすが

サスペンスドラマ代表、という
存在になるだけあるなあ~と
感服いたしましたびっくり

 

 

セリフまわしや 役作りもだけど、、

 

 

 

高所恐怖症の僕

 

 

船越さんみたいに

 

あんな断崖絶壁で長台詞なんて

 

イヤやろうなあ、、、(笑)あせるあせる