僕ら

 

映像の 仕事の時は

 

 

今時は

メーキャップさんが

メイクをしてくださる事も

多くなりましたが

 

 

昔は 映像でも

必ず 自分で

メイクをしておりましたブラシ化粧品

 

 

 

今も 舞台メイクは

 

 

楽屋で 自分で

施しますほっこり

 

 

 

 

やり方は 各々

個性もありますが、、、

 

 

 

まず

 

その日の 役などに合わせて

選んだ色の

ドーラン塗って

 

 

髪の生え際に

 

髪が抜けそうなくらい固い 

鬢付け つけて

 

 

 

 

羽二重して

 

 

 

肌と 羽二重の境目に

 

 

” つぶし ” を 

 

盛って 延して

線を 消します

 

 

※”つぶし” とは 

 

 羽二重と肌の境目を平らにするためのもの。

 砥の粉と鬢付けを煮て作ってある。

 どうやっても離れない、

 しつこくて、 にちゃーっとした、

 なんとも不愉快な感触。

 

 

 

さらに 再度 ドーランで

皮膚感 仕上げて

 

 

 

 

 

顔 描いて

 

 

 

 

 

鬘 かぶって

 

 

基本の顔が

できあがり~、、キラキラキラキラキラキラ

 

 

余談ですが

 

若い頃は

僕ら

 

メイクは

 

ベンジンで落としてました、、汗

 

 

今は

 

「ふき取るメイクおとしシート」

 

なんてものがあって、、

便利なものです、、ほっこり

 

 

 

 

 

 

舞台メイク

 

 

間近で 見ると

 

かなり 強烈ですびっくり

 

 

そして

 

意外と、線が雑(笑)

 

 

 

 

橋蔵先生に お付きしていた

ある日の 舞台の楽屋、、

 

 

いつも 映像の時は

とても 

繊細なメイクをされていた先生が

 

 

毛虫 はっつけたみたいな

 

ごっつくて 線の粗い

強烈な 眉毛を描かれていて

 

ギョッとしましたびっくり

 

 

 

普段

先生の される事は

 

 

疑いもなく 

 

まして 異議など唱える事もなく

 

じっと 見ている僕ですが

 

 

 

この時ばかりは

驚きのあまり


 

 

「 あの、、、

 なんでそんな眉毛なんですか、、?汗

 

 

素で 先生に

ツッコミを 入れてしまいましたあせる

 

 

こんな 失礼な質問をした僕を

咎めるでもなく

 

 

 

あのね、

 

映像はねえ

 

カメラが 撮ってくれて

お顔が アップにもなるし

 

細い線でも 映るし

ちゃんと 見えるけど

 

 

舞台はね

 

最低でも 数メートル

お客様と 距離があって

 

 

いつもの線の太さでは

お客様の目には 

薄くて 見えないんですよ

 

 

その 離れたお客様にも

しっかり お届けするためには

 

 

いつもと違う 太い線を

描かないと いけないんですよ、、ほっこり

 

 

 

橋蔵先生は 僕に

 

 

「 魅せる 」

 

 

懇々と 教えてくださいました目キラキラ

 

 

 

なるほど、、、ひらめき電球

 

 

確かに 舞台上では

 

客席との 距離ももちろん

 

 

かなりきつい ライトもあたるので

 

光で とんで

顔も 見えづらくなりますパック

 

 

過ぎるくらい 濃いメイクをして

 

やっと ちょうどいい

 

よく見える顔に なるのですほっこり

 

 

 

実際

 

先生に そう教わって

 

改めて 幕だまりから

意識して 見てみると、、

 

 

 

ほんとだ、、、びっくりキラキラ

 

 

 

あの 強烈な

ごつごつ眉毛が

 

 

きれいな細さの

実にちょうどいい 眉毛に見えました目キラキラ

 

 

納得、、、キラキラキラキラ

 

 

 

 

タカラヅカのメイクなんかは

 

プログラムなどの お写真では

恐ろしく 濃いメイクのようだけど

 

 

舞台上で 見ていると

 

うわ 濃っっ!!汗

 

とは なりませんね、、ほっこり

 

 

あれより 薄く 細いと

 

 

舞台では スッピンみたいな

薄さに 見え

 

加えて

あの 豪華なお衣装に

負けてしまい

 

顔が 弱くなってしまいますのでね、、

 

 

非常に よくできているものだと

 

いつも 感心いたします、、ほっこりキラキラ

 

 

 

 

橋蔵先生は

 

 

映像であれ 舞台であれ

 

 

必ず ご自身で

メイクを されていたので

 

 

それを 日々見ていた僕も 

 

自然と

そういうものだと 心得ましたひらめき電球

 

 

なので

 

僕は 今でも

お仕事に かかわらず

 

自分で 顔を描く事が

多いのです、、、ほっこり

 

 

絵心 ないけど、、、(笑)

 

 

 

 

 

 

やはり

 

映像のお仕事で

特殊な ものは

 

メーキャップさんが

きれいに してくださいます

 

 

 

 

こういう 麿さん顔(?)や

 

 

 

 

こういう 幽霊顔、、、

 

 

 

ほんとに

今 棺桶から

起きてきたみたい(笑)

 

 

 

さすが メーキャップさんは

お上手ですね、、ほっこり

 

 

 

 

 

 

笑顔でもかわいくない、、、(笑)

 

 

 

 

 

 

歌舞伎メイクも した事があります

 

 

(僕は向かって右、富樫左衛門尉という役です)

 

 

 

これは

顔師さんが してくださいましたキラキラ

 

 

こんな 外国人顔の僕でも

 

ちゃんと 和物になれてますでしょ、、、(笑)

 

 

 

 

宝塚歌劇団の皆様も

 

ご自身で 役に合わせて

メイクを考慮され

ご自身で 描かれるそうですし

 

 

 

大衆演劇の 方々も

 

短時間で 実に器用に

きれいな顔を 描かれますし

 

 

 

役者を 形成する

 

 

「 技 」 

 

 

 

 

 

芝居や アクションの

技術だけでは ないのですね、、ほっこりキラキラ

 

 

 

 

そういえば

 

 

 

以前、ちょこっと流行ってた

 

スマホの 画像加工アプリ?

 

 

とやらで

 

 

 

顔写真ひとつで

 

加齢や 若返り

 

性転換まで 出来ると言うので

 

 

ふと

 

 

「 髷姿の僕でも 女性になるんかな、、、 」

 

 

と 思い

 

 

町人髷の お写真で

やってもらったところ、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、ガーン

 

何やこの怪しい熟女は、、、ガーン

 

 

 

これで

女性になれた、と

言えるのかどうかは 謎やけど、、、

 

 

 

うん、、、、

 

 

いなくはないな、

こんなひと、、、汗

 

 

昭和のドラマとかに出てくる

 

散らかった部屋で

スリップ1枚で

ウロウロしてる人、

 

みたいな顔や、、、、、汗(笑)

 

 

いろんなものが

あるもんですねえ、、、ほっこり