本日は


時代劇ファンの方はもう
よーくご存知かと思いますが

 


水戸黄門

 

風車の弥七 

 

で お馴染の


中谷一郎さんの 

 ご命日です。

 

 

ですので 今日は少し


大好きだった

 

中谷一郎さんとの想い出に
触れたいと思います、、照れ流れ星



中谷一郎さん

 

愛称、ミンクさん
 

 

なんでか、って、

 


 

文字通り、

ミンクに似てるからです(笑)
 

 

僕は、今、
カワウソを見ても


何となく

中谷さんを連想してしまいますが、、(笑)


中谷さんと言えば

 

やはり大多数の方が
風車の弥七

を 思い出すのではないでしょうか


 

水戸黄門シリーズでは

 

僕らは

 

助さん格さんには

ゾンビしながら

散々懲らしめられますが

 

弥七にも 絡むことが多く

 

あの 弥七の匕首(あいくち)で

よく 腕を斬られたものですほっこりナイフ

 

 

 

中谷さんの 弥七の殺陣は

 

 

助さん格さんのように

スピードのある 大立ち回り、

ではなかったのですが

 

 

ひと手ひと手に

気迫を込めた

 

 

丁寧で 深みのある殺陣で

 

アクションというより

芝居色の強い

 

味わいのある 殺陣でしたキラキラ

 


 

時代劇でも
現代劇でも


善でも 悪でも
 

動でも 静でも
 

 

中谷さんは

 

不思議と

何でも”のる”方でした

 


水戸黄門の中だけでも


ニヒルな弥七だと思えば


お新に弱い
かわいい弥七であったり、、ラブラブ

 

この

 

弥七&お新夫婦の

イチャデレなシーンは

 

何とも奥ゆかしく

とても微笑ましく

 

僕は 大好きでしたニコニコラブラブ


水戸黄門で
悪代官を懲らしめるために
皮肉な芝居を打つ話では


その舞台上で
とても滑稽に
代官の役を やってみたり


どの顔も

本当に素敵な人でしたほっこりキラキラ



時代劇では

 


大がかりな立ち回りや
多少の危険の伴うアクションは
 

メインの俳優さんに代わり
 

僕らが


【吹き替え】
 

なる お役目を果たします


水戸黄門では
 

風車の弥七は
忍者であり
 

 

忍者には
少し派手目のアクションが
つきものなので
 

吹き替えが

活躍する機会が多いのですひらめき電球

 

 

その 弥七には 
 

空担当 と
陸担当 の


二人の影武者がおりまして
 

僕が 陸担当でしたほっこり


弥七が登場する際

 

回転しながら

飛び降りてくるカットから入り
 

次いで

弥七が ぽんっと現れる、
 

あの お馴染のカット

 

ああいうのが
空担当さんです
 

 

屋根から屋根へ
めくるめく速さで移ったり
 

そういうのも

空担当さんですほっこり


陸担当の僕は

地上での 立ち回り全般で

 


主には

大がかりな アクションですが

 

 

時々ある

そっくりさん登場回で

 

一人二役の際の

片方、なんかも やります

 

 

殺陣や アクションを
目一杯 やりながら

絶対に顔が映らぬよう
 

かつ、
完璧に 弥七に見えるよう
 

 

常に カメラを意識して
立ち回りを するという
なかなか 難易度の高いお仕事ですあせる


これは もちろん
僕ら 役者だけでなく
 

カメラマンさんの 
カメラワークとのシンクロも
大変 重要です筋肉



どんなに派手に 

動き回って 戦っても

カメラの方を 向いた瞬間に
 

カメラマンさんが

 

柱越しに 映してみたり
松の木に 被せてみたり
 

実に上手に
顔を避けてくれており
 

絶対に 見えません目


何度か
スロー再生しながら
顔を確認してやろうと
頑張っておりましたが


どうやっても 映らず
改めて 凄いなあと思いましたびっくりキラキラ



水戸黄門の ラスタチなどで


とってもアクティブで
絶対に カメラに向かない弥七がいたら


僕かもしれないと 疑ってみてください(笑)

 

 

ちょっと 話が逸れましたあせる

 

 

そうして

あの弥七が 作られていたわけです照れキラキラ

 

 

 

僕ら「影武者」

 

出番がなくとも

いつ 何時でも 対応できるよう

 

ずっと 弥七の扮装で

そばについて 

何時間でも 控えておりますキョロキョロ



連日 ロケが続いていたある日、、、

 

いつものように

扮装姿で 控えていた

陸・空 二人に

 

中谷さんが

すすっ、、、と寄ってこられまして

 

 

「いつも いつも

ついていて くれるんだねえ、、

 

こうして 弥七を演っているけど

2人が ずーっとついててくれるから

 

僕も 安心して

出来る訳でね、、、

 

風車の弥七 は

三人の力で できているんだよ

 

いつも ありがとう、、、

 

 

あの 弥七と同じ笑顔で

言ってくださったのです、、ぐすんキラキラキラキラ

 

 

普段 

あまりおしゃべりな方ではないだけに

 

このお言葉は

心の隅々にまで 染み入るようでしたぐすん汗汗

 

 

僕ら 影武者は

撮影中 ずっと控えていて

 

例えその日

出番のないまま終わったとしても

 

それは スタンバイとして

大事なお役目であり

 

無駄になるわけではないのですが

 

そんな 僕ら二人に

 

そんなふうに 

いつも気にかけてくださっていた事

 

嬉しくて 嬉しくて

 

とても心が 温かくなりました、、照れ晴れ

 

 

いつも いつも

三人で一人の弥七として

一緒だった 中谷さん、、、

 

 

優しい 心配りと

素敵な思い出を

 

たくさん 頂きました、、照れラブラブ

 



さて


中谷さんご出演の作品は
大変たくさんあり
どれも素晴らしいのですが

大殺陣 雄呂血
 

こんなのも おすすめです、、ほっこり

 

 

 

今日は

しんみり じんわり

 

想い出の お話でした、、、晴れ