以前から たびたび
申し上げておりますが


僕には

この方が おられなければ
今の僕は なかったであろう


という ”恩師” が おります


ものすごく細かく言えば

これまで
僕に関わってくださった

監督さん、

俳優さん、役者さん、
スタッフさん、

いつも応援してくださった方々、


もう、皆々様のおかげで
今日が 在るわけですが


例えるならば
 
そういった 皆々様が
僕の体の 毛細血管だったとしたら

大動脈と なった方
とでも 申しましょうか、、
(例えがやや不気味ですみません)


そこには


最初に
お弟子につかせて頂いた
大川橋蔵先生

高橋英樹さんの

存在が ありますダイヤモンドキラキラキラキラ



本当に

この方がおられなければ

今の この形での
峰蘭太郎は
存在していないかもしれませんぐすん


橋蔵先生亡き後

唯一の
僕の師匠と言っても 過言ではない

尊敬して やまない方ですほっこりラブラブ 


英樹さんの おかげで

僕は本当に


たくさんの 経験をさせて頂き
たくさんの 大切な事を学び

大変 幸せな
役者人生を 歩いて来られましたあし


英樹さんとは
連続時代劇、映画、舞台

いろんな場面で ご一緒させて頂きました


今日は その 舞台の一コマの思い出を
お話させて頂きたいと思います、、ほっこり





こちらは


1993~1994にかけて


東京は 明治座
名古屋は 中日劇場 で

公演させて頂いた


あした吹く風


という 舞台の時の 写真です


1993年、、

英樹さん 四十九歳
僕  四十五歳


英樹さん、
今も昔も
変わらず 凛々しいですね、、、ラブキラキラ



(僕、この衣装好きなんです、、、照れラブラブ

 




僕は この時までに

映像の お仕事では
何度か 殺陣で
英樹さんと 対峙した事はありましたが


この公演で

生まれて初めて
英樹さんと

舞台上で

一騎打ち

を やらせて頂いたのですキラキラ


このお話を 頂いて


僕は もう
嬉しくて 嬉しくて音譜


その大役に 恥じぬよう

十二分な 殺陣ができるよう

ひたすら 稽古に打ち込みましたプンプンアップアップ


迎えた 本番、、


この場に 立てる事が

めちゃくちゃ嬉しいけど
めちゃくちゃ緊張しますアセアセ


緊張で
口から心臓吐きそうなくらい、、、えーん



 

これがその
一騎打ちのシーンです


僕は 家老が使う刺客


家老の悪巧みを知られ
露呈する前に
目付の配下を消そうとしますが


 

それを 阻止すべく
颯爽と 現れた 英樹さんに

僕の配下を斬られ



 

僕と一騎打ちになる
といったところです
(ざっくりすぎて すみません、、汗



僕は
かなり腕の立つ剣豪 の役で

他の追随を 許さぬ強さで戦うのですが


実は、

英樹さんのおかげで
僕、とても強く見えているのです、、、キラキラ


本来

僕ら 斬られ役は

主役の方を強く見せるのが仕事です


僕らがうまく斬られないと
相手が強く見えませんダウン


相手が たとえ

殺陣の初心者でも
 

それを 強く見せるのが

僕らの技術であり
腕の見せ所筋肉

 

なのですが


この時は
僕が 強く見せてもらいましたキラキラ


後から

録画したものを 見ても

僕、胸をすくような強さで

自分で見ても 見入ってしまうほど
素敵(自分で言っちゃあれですが) なのですが


それが
英樹さんの技術によるものである事、
まざまざと 見せつけられ 痛感し

僕はその技術に 感服いたしましたびっくりキラキラキラキラ


相手を強く見せる技術を
この時
存分に 学ばせて頂いたのです


長期の舞台、

僕も 人間ですから

失敗する事は ありますえーん


殺陣の 手こそ
間違いはしませんが


少し足が滑るとか
絶妙に 位置がズレたりとか、、


ほんの少しでも 
殺陣の流れには
ダメージになる事なのですが



この時も

英樹さんが そのミスを

お客様に 見えないよう

僕が 「かっこいい」 まま
殺陣を 続けられるよう

咄嗟に 護ってくださいました


それは とても自然で
違和感なく

僕は その鮮やかな技術に
圧倒されましたびっくり


こんな技を
こんなに 華麗に
やってのけられる役者になりたいと

僕は その
英樹さんの 背中を追い続けて
必死で 学んで参りましたが、、、


この舞台での 経験によって

一騎打ちの 殺陣に
自信を つけて頂き

英樹さんの この対応力から
学んだ事は


後々の 殺陣に 役立つ
大きな 糧となりました筋肉キラキラ 


僕が 目標としてきたように

英樹さんのような
役者に なれたのか どうかは



見てくださる お客様の
感動 や 感想が
その答えと なることでしょう


お客様が
百人いれば
その答えも百通り


だから

僕は これからも
生涯 勉強してまいりたいと
思っています、、、照れ

 

 

最後

 

 

僕、

大変 気持ちよく、

見事に斬られました、、、ニコニコキラキラキラキラ