本日は

 

市川雷蔵さんの ご命日あじさい

 

 

ご存命ならば
来月で 89歳、、、

 


きっと 背筋のスッと通った
素敵な 殿方であられたでしょうね、、照れ

 

 


あんなに美しく
無二の存在感を放つ素敵な方が

 


37年の生涯とは
大変勿体ない事でしたハートブレイク

 

 

 

市川雷蔵さんの ご活躍期は
僕とは 世代も少し違い

 

また 橋蔵先生にお付きしていた間も

 

先生は京都
雷蔵さんは東京、という時期もあり

 

 

僕は お仕事や 現場などで
ご一緒する事は 

一度もありませんでしたが

 


作品で拝見するお姿には
憧れを抱くもので、、照れキラキラ

 

 


僕は 直接関わった事はありませんが

 


大映所属の 諸先輩から

 


雷蔵さんは 2枚目でありながら

上から下まで
すべての役者さんに優しくて

 

とっても気さくに
和気藹々とお話しをなさり

 

とてもお茶目な方であったと
お聞きした事がありましたキラキラ

 

 

 

市川雷蔵さん

 


中でも 印象的なのは
やはり 皆様ご存知

 

眠狂四郎 でしょうか

 

 

あの 細身に纏う
黒の着流しスタイルは

 


男性の僕から見ても
どこか 色っぽく
素敵に 感じるものでしたキラキラ

 


他の方には見ない
独特な 個性でしたね、、ひらめき電球

 


僕は 雷蔵さんが

殺陣の時に見せる表情が
とても好きでしたラブラブ

 


殺陣のシーンでは


斬る直前に
表情が キッと締まる
あの瞬間が とても綺麗で

 


キッと睨んで 斬る
あの 表情や空気感は

 

何処か
橋蔵先生と共通しているような

 

 というものを感じます


歌舞伎の世界を
知る方特有の
美しさなのでしょうかね、、ほっこり

 

 

渡世人の役では

 

眠狂四郎とは ガラリと変わり

実に 軽やかな殺陣を演じられますが

 

 

それでも 品と美しさは
常に 携えておられて

 

思わず見入ってしまいます目キラキラ

 

 

 

雷蔵さんと言えば、、、

 


「薄桜記」

 

という
京都作品の大映映画を 思い出しますひらめき電球

 

 


市川雷蔵さん扮する
片腕の無い侍が

 

足にまで深手を負い

 

殺陣をするには
かなり 不利不自由な状況で


戸板に寝かされ 乗せられてきて

 


置かれた場所には
ぐるり 敵勢の侍

 


雷蔵さんは

 

刀は使えるものの
身体の自由は ままならず

 


立ち上がれず
戸板に寝たままで

 


掛かりくる侍達を相手に

刀ではねたり

身を捩り
攻撃を躱しながら 倒したりプンプン

 

 

見るだに 息を呑むような

とても大変な殺陣を
演じられていたのを 記憶しております

 


そんな身体状態であっても
容赦なく闘わねばならず

 

かつ ハッピーエンドにもならない
非情な お話だったと思います汗

 

 


当時 時代劇と言えば
勧善懲悪が 流行っており

 

時代劇の主役は
完全無欠の 英雄的なものが
主流だった中

 

こんな ハンディのあるタイプの
主役をやるのは

当時 あまり数がなく


 

演る者には

勇気のいる挑戦だったのでは、、
と 思いますアップ

 

 


橋蔵先生も

天草四郎をされた時は


あの美しい
若様侍や葵新吾とは違った

 

美をかなぐり捨てるような
映像に 挑戦されましたが

 


作品へ 役へ 挑むような
果敢な気持が 溢れていて

 

映像の間じゅう
先生から 目が離せませんでした目キラキラ

 

 

 

雷蔵さん 橋蔵先生
共に

 

どんな作品にも
強い意志と
凄い意欲を
持っておられたのだな と

感じましたキラキラキラキラ

 

 

 

あんなに 美しく
独自の色のある 殺陣をされる雷蔵さん

 


願わくば

殺陣で 一手なりとも
掛かりたいお方でありました、、ナイフ

 

 

 


僕は、、

 

自分が
あちら側の世界に 渡れたら

 


ぜひ 殺陣で
お手合わせ願いたい方が
たくさん たくさんおられます照れ

 

 

 

いつ その日が来ても
胸を張って 挑めるよう

 

精進しておかねばね、、、(笑)