僕は赤ちゃんを抱っこするのが好きです。
柔らかくって暖かくっていい匂いがして幸せな気持ちにさせてくれます。
抱っこする隙を常に窺っている姿が家族からは面白く見えるらしく、「抱っこ大臣」に任命されました。
今も長女ちゃん(0歳)を抱っこできる幸せな日々を過ごさせてもらっています。
でも、思い返せば最初から抱っこが好きだったわけではない気がします。
長男くん(6歳)が生まれた時は抱っこするのが恐かったように思います。
新生児って弱々しい感じがして「落としたらどうしよう」とか「変な抱き方で姿勢を悪くさせないかな」とかばっかり考えて緊張しまくりでした。
なるべくなら他の人に任せたいと思っていました。
でも、妻さんと一緒に「こうが良いかな、ああが良いかな」と考えたり、抱っこの講習会みたいなのにも参加したりして何回も何回も赤ちゃんを抱っこするうちに、自分の腕のなかで眠る赤ちゃんの寝顔がめちゃくちゃ愛おしく見えるようになりました。
そうして「抱っこ大臣」は誕生しました。
ただ、今でも自分の抱っこの仕方が正解なのか分かっていませんし、誰かに教えれる技術も持っていません。
でも、「好きこそものの上手なれ」で、いつか抱っこの仕方に困っている人の手助けができればなあとか思っちゃったりします。
そして今日も抱っこの隙を窺うため長女ちゃんの周りをうろつこうと思います。