今年のアカデミー賞のいくつかの部門にノミネートされてる作品らしいですが、例によって高知ではやってないので…梅田で鑑賞していきました。
(やってました 笑)

スリー・ビルボード
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ビルボードとは、屋外にある広告看板のことです。


ある少女がレイプされ、焼き殺される事件が起こる。
その少女の母親が、何ヶ月経っても警察の捜査が進展しない事に業を煮やし、街外れにある3枚の看板に警察を非難する言葉を掲載する。
しかし、その内容を巡って、家族はもとより警察や住民とも関係がおかしくなっていく…


といった内容です。



犯人が一番悪いはずなのに、そのことは置き去りにされ別の対立が起こり、負が負の連鎖を呼び込んで事態は悪化していくという、人間が落ち入りやすいであろう誤った心理状態が次々と展開していきます。


そして、

娘が殺された日の朝に、母が娘に掛けた言葉。

本当は殺したいくらい憎いはずなのに、差し出したオレンジジュース。

非難されても、その相手を憎まず助けの手を差し伸べる署長。

本当は優秀なのに、つい悪態をついてしまう警官…



などなど書けば他にも沢山あるのですが、



登場人物それぞれが持つ心の葛藤が本当に良く描かれ、それを表現する出演者の演技力がすごいと思える作品でした。(母親が持つ恨みのエネルギーだけが半端なくて、さすがにそれは…と思える行動があり、その部分だけ感情移入しにくかったです)


終始これからどうなるんだろう?ってハラハラしながら観れたので、気が付いたら2時間終わっていましたからね。



なんとも言えない感情が生まれてくるので、万人にはオススメ出来ませんが、

いわゆる〝良く出来た洋画″が観たい方には良いと思いますよ。