Gravity Dropper TURBO その3 | MTBとマサヒロフ

Gravity Dropper TURBO その3

さて、まだろくすっぽ乗ってませんが調べていて、組んでいて気になったところをザッとまとめてみました。長いよ!


良い点
・シンプルな構造でいじりやすい
・リモートケーブルが固定
・比較的軽い
・高いカスタマイズ性

構造はむっちゃシンプル、展開図と現物を見ればまず迷わず分解組み立てが可能かと。不具合があっても原因究明は楽勝ですな。

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現状では縦横ガタは皆無ですがテフロン(ABS?)のスライダーでインナーチューブを支える構造なためコレがすり減ってくるとガタが出そう、またインナーチューブ固定穴がすり減ればこれまたガタが出そう。まあここら辺は消耗品と割り切ってガタが出たら交換すれば良いだけのこと。パーツの供給は良好小川輪業さんも持ってるし、メーカーも細かいとこまでバラで出してくれます。


インナーチューブを交換することにより2・3・4・5インチにトラベル変更することが可能です。またシングル仕様とマルチ仕様の選択及びマルチ仕様の場合はドロップ量も選ぶことができます。バイクを乗り換えてポストの全長がキビしくなってもストロークダウン(=全長短縮)することにより対応できるってステキ☆あ、I-BEAM仕様wも選べるよ!

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悪い点
・リモートレバーの造り
・ワイアルートの構造
・強度が低いかも?


リモートレバーはピボット軸レスで金属同士が直にこすれる構造なのでフィールがイマイチ、構造的に防塵性も低いです。またワイア末端をイモネジで留めるためきちんと処理をしておかないとバラバラになって抜けなくると思われます。そもそもちょっとでもホツレてると入らない。しかも固定ネジは4/40インチとか…アメリカ~ン…

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ウチのは末端ハンダ留
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リモートケーブルにはシフトワイアを使うのですが本体、レバーとも4mmシフトアウター直差し仕様なのでワイア取り回しに際してFlexieなどを使おうとすると加工が必要になります。昔は普通のアウターキャップを使えるようにするキットがあったみたいなんですが…

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で、調べているとインナーチューブが曲がったり折れたりクラックが入ったりする例がチラホラ見られます。私が入手したのは旧型となるTURBOですのでちと心配。まあ折れても部品は安いから大丈夫…?なお現行のTURBO LPは900%(笑)の強度アップとなっているとのこと、どんだけナマクラなのよ旧型。

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好み次第?な点
・見た目
・3ポジション
・伸びが速い


見た目は好み次第なんでなんとも言えませんが、個人的にジャバラは良いとしてワイアがポストから直角にでているのはカッコ悪いと思います。アメリカ製だけあって造りは荒い感じ…


3ポジション(最長、中間、最短)なのは無段階に比べ劣っていると思われがちですが、個人的には毎度下がる量が決まっている方が使い勝手が良いと思います。


伸びるスピードは非常に速いです。待ち時間はほぼナシで良いんですがノーダンパーなのでサドルが股間にヒットすると大変な事に…youtubeとかで動画を探すと割り箸を折ったりペットボトルを飛ばしたり…まあそんな感じですww




とりあえずのまとめおわり!後は使ってのお楽しみ☆