小さい頃からずっと繰り返し同じ夢をみる。
たくさんの夢をみるが、
不思議なことに
ある人物が出てくる夢はいつも同じ。
その人物の違う夢を
小さい時に一度だけ見たことがある。
一度だけ。
それ以来、出てくる時は
毎回決まって同じ話、同じ対応、同じ結末。
月に一度はみるであろう。
なぜだろう。
気分がいい時でも悪い時でも
どんな時でも同じ。
なぜ違うモノに変わらないのだろうか。
一度だけ違う夢を見たことがあるのは
その人物がこの世から去っていく夢だった。
それきりだ。
ここまでくると
不思議な気持ちよりも
いつ変わるんだろう
という楽しみが湧いてくる
そんな意味も込めて
編んでいく赤とピンクと紫の糸糸