10月12日(日)、シンフォニーホール『ミュンヘン・バッハ管弦楽団 ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会』を聞いてきた。

ミュンヘン・バッハ管弦楽団 ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会

ミュンヘン・バッハ管弦楽団と言えば、リヒター指揮による各種J.S.Bachの演奏で有名とのこと。自分の中では「確かにCDたくさん出てるね」程度しか認識は無いのだけど。。

古楽器ではなく、モダン楽器を使用。だから古楽器の響きではなく、あくまでモダン楽器の音。そういう中で演奏スタイルにはいろいろ意見があると思う。自分も一番気になった6番の演奏もちと受け入れにくい演奏スタイルだった。でもその演奏スタイルは色々あって良いはずで(当時からあったハズだし)だからそこは問わなくても良いと思ってる。
何しろアンサンブルの楽しさ、J.S.Bachの曲の楽しさ(弾く立場になると大変だけど)、それを思う存分に楽しめた。ブランデンブルク協奏曲って言わばバッハのベストアルバムみたいなもんだからな。。いや違うか。

実はブランデンブルク協奏曲を生演奏で聴くのは初めて。過去もう何年も前に第6番を1回聞いたことがあるくらいか。

一つ残念なのは、お客。

拍手スピード選手権でもやってたらしく、終わったと思った瞬間に大きく拍手する方がいたのだ。圧倒的優位で特定人物が優勝してた。

演奏し終わったあとの「響き」を楽しもうよ。弾き終わった瞬間の皆の表情を見ようよ。その瞬間の気持ちを大切にしようよ。

「余韻」を楽しめない人が増えた気がする(最近行く演奏会は全て同じ事が起こる)。何を生き急ぐのかなぁ。