こんばんは。
今度の週末は、J1昇格プレーオフ準決勝が行われます。25日(土)は清水エスパルス(4位)vsモンテディオ山形(5位)がIAIスタジアムで、26日(日)は東京ヴェルディ(3位)vsジェフユナイテッド千葉(6位)が味の素スタジアムでの開催となります。4位・清水エスパルスは唯一J2を戦った2016年は2位で自動昇格だったのでプレーオフは未経験ですが、他の3チームはいずれも複数回にわたってプレーオフを経験しています。今日は、3チームの過去のプレーオフ戦績について調べてみました。
2012年から始まったJ1昇格プレーオフですが、正式には二つに分類されます。2012年から2017年まで行われ、今シーズンに復活したのがJ1昇格プレーオフ。こちらは、リーグ戦3~6位のチームのうち、J1ライセンスを持つチームがJ1昇格を争うというもの。2018年から2022年まで行われた(中断期間アリ)J1参入プレーオフは、J1昇格プレーオフ同様に勝ち上がったチームがJ1・16位のチームと一発勝負で戦うというものです。こちらでは、昨年、ロアッソ熊本が京都サンガF.C.と引き分けて昇格を逸したように、非常にJ1有利なルールとなっています。
まずは3位・東京ヴェルディ。FC町田ゼルビアがJ1ライセンスを持たなかったため、3位・横浜FCが準決勝を免除されましたが、東京ヴェルディは1回戦・大宮アルディージャ、2回戦・横浜FCを撃破。2005年以来のJ1復帰にあと一歩のところまで行きましたが、J1 ・16位のジュビロ磐田に惜しくも敗れました。
続いて、“キング オブ プレーオフ”と呼ばれるモンテディオ山形。こちらは今回こそ5位での進出ですが、過去の3回はいずれも6位での出場。中島裕希選手が在籍していた2014年は、準決勝で、試合終了直線のGK・山岸範宏選手のゴールで勝ち越して勝利。その勢いのまま決勝でジェフユナイテッド千葉を破ってJ1昇格を決めました。昨シーズンは、上位のロアッソ熊本と引き分けて2回戦進出を逃しましたが、POでの通算成績は4勝1分1敗。2シーズン連続。最もPO慣れしているチームといっても過言ではないでしょう。
終盤の快進撃でプレーオフ進出を決めたジェフユナイテッド千葉は2017年以来のプレーオフ。2012年は大分トリニータ、2014年はモンテディオ山形と、いずれも6位のチームに決勝で敗れ、J1復帰を逃しています。しかも、4回出場したプレーオフでは、対戦した5チーム中4チームがJ1昇格。あれに勝っていれば…という惜しい敗退が続いています。こちらはプレーオフ通算1勝1分3敗。今度こそプレーオフからのJ1昇格を掴み取りたいところです。
すでにJ1昇格を決めている身としては、今週末はじっくりと楽しく観戦できる2試合ですが、当事者だったら痺れていますね。今回のプレーオフは本当に面白い。
今日も
お読みくださいまして
ありがとうございました。
26日(日)は、
相模原麻溝陸上競技場に
いわてグルージャ盛岡が
やって来ます。
深津康太選手の出番はありますで
しょうか。
こちらも気になります。