お疲れ様です。
一昨日は、2021年シーズンのJリーグ各チームのホーム開幕戦が発表されました。中でも、今期がJ2初昇格となるブラウブリッツ秋田のホーム開幕戦が、シーズン開幕から1ヶ月後の3月28日の第5節というのが話題になりました。ブラウブリッツ秋田は、開幕戦から4試合続けてアウェイということになります。
秋田県といえば、我々関東民からすると、とにかく雪深いという印象があります。しかしながら、かつてJFL~J3でブラウブリッツ秋田と同じカテゴリーだった頃は、ブラウブリッツ秋田だけが極端にホーム開幕戦が遅かったという記憶がありません。そんな訳で今日は、TDK SCとしてJFLに昇格した2009年以降のブラウブリッツ秋田のホーム開幕戦について調べてみました。
上記の表は、2009年以降のホーム開幕戦の日付などを一覧にしたものですが、東日本大震災の影響により、開幕が大幅に遅れた2011年。新型コロナウイルス感染拡大により、J1・J2は中断。J3は開幕そのものが遅れた昨年を除くと、もっともホーム開幕戦が遅くなったのは2015年の4月5日。この時は第4節でした。もっとも早かったのは2010年3月14日でJFL前期第1節。JFLは開幕が遅いとはいえ、開幕戦を秋田で行うのは大変だったのではないでしょうか?。節でいうと、J3が発足した2014年以降ではおおむね第3節か第4節がホ0ム開幕戦で、3月最終週か4月第1週にホーム開幕戦が行なわれていたんですね。3月28日にホーム開幕戦が行なわれるのは、ブラウブリッツ秋田としては平常運行ですが、第5節にホーム開幕戦が行なわれるのは、J2にとっても、ブラウブリッツ秋田にとっても異例のことのようです。
札幌ドームがない頃のコンサドーレ札幌は、J2初年度の1999年ついで2000年は、室蘭でホーム開幕戦を行なっています1999年は3月28日で第3節。2000年は第4節で3月30日。これが、平時ではJ2で最も遅いホーム開幕戦のようです。ちなみにコンサドーレ札幌は2001年にJ1に昇格するのですが、2年続けてファースト・ステージ第2節に、なんと高知でホーム開幕戦を行なっています。
JFLに目を移すと、昨シーズンをもって現役引退した太田康介選手が所属していたラインメール青森FCが、2018年はファースト・ステージ第7節(4月28日)がホーム開幕戦でした。開幕から6試合続けてアウェイというのは大変ですね。キャンプを続けながらシーズンに突入という感じでしょうか。2019年は第4節(4月7日)がホーム開幕戦でした。
温暖化が進んでいるとはいえ、まだまだ国内には雪深い地域がありますね。これらの例をみると、秋冬制への移行は実現が難しいと思われます。
J2初挑戦にして、開幕から4試合がアウェイとなるブラウブリッツ秋田。今シーズンは、昨シーズンまでFC町田ゼルビアに所属していた下坂晃城選手。2015年、2017年と2度にわたって期限付き移籍でプレーした増田繁人選手も加わりました。厳しい条件下ではありますが、どのようなスタートを切るのか楽しみです。
今日も、
お読みくださいまして、
ありがとうございました。
J2では、
第4節がホーム開幕戦という例は
多々ありますが、
第5節は初めてのようですね。
ソユスタ。
未経験なんで行ってみたいです。