ジョンソン&ジョンソン | たたみすとの日常

たたみすとの日常

仕事もサポーター活動も一生懸命。老舗畳店四代目の雑記帳。

 今日は、ここしばらくの間で最も大変な仕事だったので、FC町田ゼルビアの昨年度のユニフォームを着て臨みました。気合の表れです。

 お客様宅に畳を敷きに行く途中、7~8人の、幼稚園児くらいから高校生くらいの子供を連れた女性を見掛けました。小3までクラスメートだった友達の奥さんです。テレビで『都会の大家族』(だったかな?)という番組で取り上げられた事があります。3DKに11人で住んでいるって話。知っている人がテレビに出るってびっくりしますね。(笑)

 ウチの本家は多摩川を跨ぐ関戸橋の近くにありまして、自分も子供の頃は近所に住んでいました。その頃の聖蹟桜ヶ丘は、なぜに特急が停まるのか疑問に思われるような田舎で、自分の住んでいたマンションの周りにも田畑が散見していました。ウチはまだ父が畳の仕事をしておらず(自分と同様、家業から逃げていた・笑)、非常に貧しかったのです(畳の仕事うをしたからって豊かになる訳でない・苦笑)。自分の小遣いは、小2の時で週に50円でした。

 自分は、子供たちに人気だった“プロ野球スナック”を買うために、週に一回、駄菓子屋に行くのを楽しみにしていました。袋入りのスナック菓子を買うと、プロ野球選手のトレーディング・カードが入った袋を1枚引けるっていう仕組みで、その頃の中身はサッポロポテトでしたね。金持ちの子がカード欲しさに大量に買ったスナックをもらって食べていたんで、さすがに飽きました。いまも食べたくないです。(笑)

 ある時、たまたま一人で駄菓子屋さんにプロ野球スナックを買いに行くと、店の奥の居間に寝っ転がっていたお婆さんが、「プロ野球スナックかい?。30円置いて、カード引いてってね」と、店に出て来もぜずに言うので、僕は、ここぞとばかりに30円だけ置いて、カードを2枚引いて来てしまったのでした。まあ、一種の万引きですよね?。

 後からバレてしまったんではないかと、冷や汗かきつつ死ぬほどの勢いで自転車をこぎ、家に帰りました。大好きな王選手や柴田選手のカードを期待しつつ、袋を一枚ずつ開けると、なんと、中身は2枚とも同じで、ジャイアンツの中でも、子供たちに最も人気がなかった外国人選手、デーブ・ジョンソンの写真だったのです。子供ながらに、ズルをしてはいけないと身を以って知った体験でした。

 さて(ムリやり話題の転換)、明日はFC町田ゼルビアが、アウェーに弱いと言いつつも五分のジェフユナイテッド市原・千葉(JEFはJR EASTと古川電工の略。敏いとうとハッピー&ブルー並の接続詞の多さ・笑)を迎えての第14節を迎えます。サポーターの方、大勢来るみたいですよ。ズルをしないクリーンなサッカーで、ホーム2勝目を挙げてもらいましょう!。