畳のお値段の違い ランク
アッシーです。 昨日は畳の料金を提示させて頂きました。 今日はそのお値段の違いを説明したいと思います。
畳表の違い
まずはこの画像から
見ていただければ分かると思いますが 左側が安い物、右側が高い物です。
●イ草の使用数 (打ち込み数) が多いほど高くなります。
畳1畳に対し3000本~8000本のイ草が使われます。
お値段で言いますと 当店価格
¥5000 3000本~3500本位 重量 1.5kg位
¥7000 4000本位 重量 1.8~2.0kg位
¥8500 5000本位 重量 2.1~2.3kg
¥10000 6000本位 重量 2.3kg以上
¥12000 6000~7000本位 重量 2.5kg以上
¥18000 7000本以上 重量 2.5kg以上
お見本を見た時に以下のように握ってみると 畳表の厚み、硬さの違いが分かります。この時 イ草の質感と艶を確認できます。
●イ草の長さの違い。長い草の方が高くなります。
長ければ内側の中身の詰まった所を使用でき、色ムラもなく端から端まで奇麗な色で揃います。
予断ですが、イ草は 穂先の方(緑色部)と根の方(白色部)とを交互に織り込んでいきます。分かりやすい表現で言いますと 野菜のネギを思い浮かべて下さい。ネギも根の方は白く中間手前から緑色になりますよね。ネギを互い違いにして織り込んだものを連想してみれば分かりやすいかと思います。
● 織り糸の違い
安いのから 綿糸一本、 綿糸二本、 麻一本、麻綿糸、麻二本
(その他特殊な物もあります。当店¥10000の物は麻綿糸の間に綿糸が2本入っています)
麻糸一本
最初の写真の違いは ご覧のように イ草の本数、草の長さ、織り糸の違いにより差が出ます。
お客様とお話をさせて頂くと ‘畳は一種類だと思った’ ‘どれも同じでしょ’ などといわれる事が多々あります。でも、違うのです。 畳替えを頼むときは 必ず お見本を持参ししっかり説明できる畳屋さんを選んで下さい。 ただ、中国産は見栄えはすごくいいのでだまされるケースが多々あります。また、値段的言えば ¥8000以下の表替えは ほぼ中国産だと思います。 次は国産品の見分け(印)を書きたいと思います。
安いものは安い物なのです。 ¥7000が¥3000にではなく最初から安物なんです。安売りのチラシなどに惑わされず地元の評判のいい畳屋さんにお問い合わせ下さい!!