2月に入り畳表の製織中心の家業となっております
イグサの管理も徐々に始まっていき、3月に入れば本格的にスタートします
さて、今週の天気は以上とも言える暖かさ
3月後半から4月上旬を思わせる気候です
したがって、畳表を製織する際の加湿の具合には、最善の注意を計っております
基本的にイグサの加湿は、気温が上がれば上がるほど来やすくなります
その為、気温の差が10度以上有る今週などは、冬場の設定(加湿機)から春の設定に変えるなど経験を生かし、畳表の変色を防ぐ努力を行っています
明日からは、また寒が戻ると聞きました
その為、その度合いを考慮して再び加湿の設定を変える予定です
この様に一枚の畳表を製織するにも、きめ細やかな手間と経験を生かした判断が必要なのです
私が製織している畳表は、願い拘りがこもった芸術作品である事が少しでも理解していただけたなら幸いに思います
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