仕事柄 他の職種の職人さんたちと

仕事をする機会が度々あるのですが

つい、どんな道具を使っているのかな?

手入れは 行き届いているのかな?

なんて気になって シレ~っと

楽しみで見ているのですが

 

私の師匠が良く言っていました

刃物(道具)を見れば 職人のレベルがわかるよと

本当におっしゃる通りだと思います

 

わたしの 大包丁です(刃渡り25センチほどあります)

こちらは、いつも使用している包丁です

大・中・小・合わせて12丁ほど持っています

畳の包丁は 両刃なので ご家庭で使っている包丁と

同じように研ぐのですが

これが大変熟練の技が必要なのです

もちろん、毎日研いでいます(笑)

 

基本は 舟形・ハマグリ刃に仕上げます

 

船の形に なっています(これで刃先がすべて使えます)

 

刃先です 

分かりずらいですが 真っ直ぐなようで微妙にRがついています(ハマグリ刃)

良く切れ、長く切れ味が持続します

 

 

 

畳職人の、基本は 縫う・切るです

これを機械任せにして はたして職人と呼べるのでしょうか(笑)

レベルが下がっているのは どの業界もそうでしょうが

悲しい限りです。