【2014/11/27】芸術の秋 | 畳のツノダのブログ

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一級畳製作技能士2名、二級畳製作技能士1名が在籍しております。

愛知県 名古屋市 畳のツノダです。


今日は、久しぶりに晴れていつもより温かいですね。


さて、紅葉も見頃ですが、芸術の秋アゲアゲ展覧会シーズンでもあります。


先日、奈良県の奈良国立博物館にて正倉院展に行って参りました。



現存する畳の古いものは、奈良東大寺の正倉院に、聖武天皇が使用された「御床畳(ごしょうのたたみ)」と言うのがあります。


こちらが、御床畳の上に敷いたと推定される大きな錦の敷物です。





ヒノキ材の台の上に置かれ2つ並べて寝台として使われていました。


現在と同じようにイネ科の多年草を編んだ筵(むしろ)のようなものを5~6枚重ねて床として、表にイ草のコモをかぶせて錦の縁(へり)をつけていたそうです。



正倉院展は毎年恒例ですが、今年はもう終了してしましました。


とても、すごい人でした。