病院での無情な事情聴取が終わったら開放されると思いきや、自宅を拝見させて下さいとのこと。
鑑識の人も合流し、いわゆる現場検証です。

誤解のないように記載しますが、決して警察に対して何か言いたいということではありません。
そこまでするんだ?っという行動もあったけど、今冷静に考えたら、私達家族のことを何も知らず、お風呂場で突然亡くなったとあれば、警察が色々聞くのも当然です。
しかしながら、あのタイミングで行われることは疲れ切った私達にさらに追い討ちをかけるような出来事でした。

お風呂場はもちろんのこと、薬の処方箋から母の寝室、部屋の見取り図、母のお財布の中身まで写真に収め、調書を取っていきました。

刑事さんは今回は犯罪性はないが解剖するとこになると思う。理由は死因が特定出来ないから。と話してきました。
その為、母は解剖が終わるまで私達の元に帰ってきません。

警察がやっと帰ったら今度は葬儀社の方と話さなければなりません。
目まぐるしく次々に色んなことがやってきて、疲れたことを認識する間も与えられませんでした。