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義実家からの帰り道、夫が、嬉しそうに言いました。

「凛、良かったな。母さんと仲直りできて」

「…はい」

「母さん、すごく嬉しそうだったぞ。写真館での撮影も楽しみだな」

私は、何も言えませんでした。

夫は、本当に、義母と私が「仲直り」したと思っているようでした。

でも、私は、これが「仲直り」ではなく、義母の新しい「攻撃」の始まりだと、分かっていました。

家に帰ってから、私は、スマホのメモ帳に記録しました。

『義実家訪問。義母が私の母乳を「雑菌が多い」と否定。勝手にミルクを飲ませた。夫は義母の味方。写真館での撮影を提案され、断れなかった。義母が、また少しずつ、私たちの生活に入り込もうとしている』

そして、美咲さんにLINEを送りました。

『美咲さん、今日、義実家に行ってきました。義母が、私の母乳を「雑菌が多い」と言って、勝手にミルクを飲ませました。夫は、義母の味方をしました』

『それから、義母から、写真館での撮影を提案されました』

美咲さんから、すぐに返信が来ました。

『母乳を否定?ありえない!お母さん、凛さんを母親として否定してるんだよ』

『写真館?それ、お母さん、その写真を友人たちに見せるつもりだよ。「私と孫」っていう写真を、自慢するんだよ』

私は、美咲さんの言葉に、ゾッとしました。

義母は、私を母親として否定し、そして、写真館での撮影を通じて、「私と陽太」という関係性を、周囲に見せつけようとしているんです。

この時私は、義母の「所有欲」が、さらに強まっているのだと、恐怖を感じていました。

そして、夫が、義母の異常性に全く気づいていないのだと、絶望を感じていました。