はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

突然ですが…

 

あなたには

 

信頼できる人がいますか?

 

 

 

 

ストレス解消の時に

 

誰かに話を聞いてもらうことは

 

とても有効な方法になります。

 

 

 

 

ただ、人によっては

 

『信頼できる人がいなくて…』

 

という悩みを抱えている人は

 

たくさんおられます。

 

 

 

 

そもそも

 

人間関係がこじれてしまって

 

ストレスを抱えるようになり

 

メンタルヘルス不調になる人は

 

誰かと関係を作ることに慎重になります。

 

 

 

 

だからこそ、事前に

 

・この人は信用できる

 

・この人は信用できない

 

などの基準が欲しくなります。

 

 

 

 

ただ

 

その気持ちがエスカレートしすぎて…

 

 

『男なんて、みんな信用できない』

 

『公務員は、みんな信用できない』

 

『医者なんて、みんな信用できない』

 

 

などのように

 

一括りの基準を作りすぎると

 

自分の行動範囲を狭めてしまって

 

身動きが取れなくなるデメリットもあります。

 

 

 

 

結局のところは

 

その人が信用できる人がどうかは

 

ある程度、長い時間を一緒にしないと

 

分からないものです。

 

 

 

 

短い時間であれば

 

誰しも ”信用できそうな人”

 

演じることもできてしまいます。

 

 

 

 

ただ、その一方で

 

この人は信用できないなぁという

 

アンテナを立てておかないと

 

適切なタイミングで離れることもできません。

 

 

 

 

もちろん、すぐに激怒したり

 

暴言や暴力をふるまうなどは

 

アンテナがすぐに反応するでしょう。

 

 

 

 

しかし、それ以外にも

 

見逃しがちでありながら

 

かなり危険な特徴を持つ人がいます。

 

 

 

 

そのような人との関係は

 

長い目でみると

 

信頼関係を作るのは難しいので

 

早めに切り離す必要があります。

 

 

 

 

そこで、今日は

 

見逃しがちな信用できない人の

 

たった1つの特徴について

 

お話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

人間関係で後々こじれるのは

 

一見、そうはみえないけど

 

信用できない人なのです。

 

 

 

 

その人の特徴というのは…

 

自ら同情心をひこうとする人です。

 

 

 

 

この同情心というのは

 

相手の意思をコントロールするのに

 

かなり強力な武器になるのですが

 

意外と見逃されています。

 

 

 

 

まず簡単な例から

 

説明したいと思います。

 

 

 

 

たとえば

 

あなたの知人のAさんが

 

カッとなった衝動によって

 

人を殴って大けがをさせたとしましょう。

 

 

 

 

そのAさんの人物像が

 

次に2つのパターンであれば

 

いかがでしょうか。

 

 

 

①幸せと言えないまでも平凡な人生であった。

 

 

②幼少期から親から虐待をうけていて

大人になった今でも孤独を抱えて生きていた。

 

 

 

Aさんの背景が②であった時

 

「やはり心に大きな闇を抱えていたのかなぁ…」

 

などを考えてしまって

 

あなたの中で①の人物像と比較して

 

情状酌量の余地が出てくるのです。

 

 

 

 

このような大きな犯罪だけではなく

 

もっと日常生活でも

 

よく起こっています。

 

 

 

 

たとえば

 

最初は仲のいい友達と思っていたが

 

毎日のように電話をかけてきて

 

1時間以上は話をしているとしましょう。

 

 

 

 

さすがに、あなたとしては

 

「毎日は疲れるなぁ…」

 

と思っていても

 

実はその友達に先ほどと同様に

 

 

②幼少期から親から虐待をうけていて

大人になった今でも孤独を抱えて生きていた。

 

 

のような背景があればどうでしょうか。

 

 

 

 

自分の気持ちを抑え込んで

 

『あの人は可哀そうな人だから…』

 

と自分に言い聞かせて

 

無理して付き合っていることはありませんか。

 

 

 

 

同情というのは

 

不安や恐怖と同じように

 

人をコントロールする力を持っているのです。

 

 

 

 

何よりもたちが悪いのは…

 

この同情という感情は

 

最初は、同情している側が

 

『同情していることは

 

相手のために良いことをしている』

 

と、満たされた感情を抱えてしまうことです。

 

 

 

 

ただ

 

その同情をしている時は

 

あなたの心は無防備な状態であり

 

相手にどんな迷惑をかけられても

 

許してしまう関係が作られてしまうのです。

 

 

 

そして気がついた時には

 

離れるにも離れられないくらいの距離に

 

なっているのです。

 

 

 

 

そして、あなたが

 

この不健全な関係に気づき

 

何とか相手と離れようとしても

 

”相手が謝罪を口にして泣き落とし”

 

であったり

 

”相手から一気に急に距離をとってくる”

 

などの行動をしてくることも

 

十分にありえます。

 

 

 

 

当然ながら

 

これも同情をひく行為なのは

 

すでに分かると思います。

 

 

 

 

なので、あなたが

 

このような状況に巻き込まれても

 

決して狼狽することなく

 

想定内として、距離をとりましょう。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

同情心で相手をコントロールする人は

 

信頼関係を作るのが難しいので

 

早い段階で気がつき

 

あなたから離れる必要があります。

 

 

 

 

普段から

 

恐怖や心配などで

 

コントロールしてくる人に対しては

 

あなたもアンテナが立っているでしょう。

 

 

 

 

しかし、これからは

 

”同情”というアンテナも

 

立てておいてください。

 




社会的に不適当な行為をしているのに


不適切な場所で

同情をひこうととしている人
には

最初から近づかない方が身のためです。




さらに、お互いの関係が浅い段階から

様々な不幸自慢を容赦なくしてくる人には

 

十分に注意してください。

 

 

 

 

今後あなたをコントロールできる人かを

 

探っている可能性もあるので

 

十分に注意した距離感を意識してください。

 

 

 

 

このようなタイプの人にとって

 

人間関係というのは

 

自分にメリットがあるかどうかが

 

全ての条件になっていることがあります。

 

 

 

 

相手を見捨てない心優しいあなたが

 

狙われている自覚を

 

普段から持って注意して下さいね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 
 
See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

=(大切なお知らせ… (*´ω`*) )=

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