TP― ターニングポイント ―そんな言葉が似合う一日でした。
大学の附属幼稚園最後の実習でした。
実習の朝に修了式をやった直後で、希望者はそのあと保育補助に入れる日。
「先生」として幼稚園に行けるのは、もしかすると人生で最後かもしれない。そう思って、臨床科目の単位取得に必要な規定の時間数はとっくに確保していましたが、入ることにしました。
今回の実習、自分の中での教育に対する想い、教師とはどうあるべきなのか、子どもってどんな存在なのかを、自分に問うきっかけになりました。
私の人生にとって、大事な大事な一日となりました。
正直言って、まだ自分の中で考えをまとめ切れていません。
だから、今回のことをきちんと記事に出来るか、少々不安でもあります。
今のまま、考えが揺らいだままではまずいので、暫く実習にも行かないことにしました。
まぁ丁度レポートの〆切ラッシュと試験が続くので丁度いいかなぁと 笑
・・・とまあ色々濃い内容だった実習、まずは時系列順にあったことを書いていきます。
朝一番。以前ブログにも書いた、一緒にサッカーをやった子から、「格闘技ごっこやろう」と申し入れがありました。
よしやってやろう、と受けて立ちました 笑
もう一人来たので、てっきり二人がかりで攻めてくるのかと思いきや、一人ずつ交代で闘いに挑んできました。
まず、キックとち○ぽこへのパンチは禁止、というルールを私が作って安全性を確保、そのあとは私が勝つ度に色んなルールを作ったり、作戦を立てたりと奮闘している姿が、可愛いなぁ、頼もしいなぁ、と思って見ていました。
こっちがわざと負けないで勝ってみせるのは大人げない気もしましたが、当の子どもたちはその方が楽しそうにしているし、私自身楽しかったので、そういうスタンスでいこうと決めました。
正直、「上手い事わざと負けてあげる」って、神経が要るなかなか大変なものなんですよね 笑
そしてルールを付け加える度、「約束だよ、破ったら負けだよ」って言い聞かせて、ちゃんと守れた時には、「負けても、ちゃんとルール守って出来たじゃん!」と言葉掛けして、勝つことよりも正々堂々とルールを守るのが大事なんだ、と伝えようとしていました。
それにより、「先生」という立場で接していた「つもり」でした。
おやつの後もお弁当の後も誘ってきて、お弁当のあとは保育室が机や椅子があってジャマだったので、隣のちょっと広い部屋、体育館みたいなところでやることにしました。
そこで、事件が起きました。
続く。