Ⅰはじめに・・・
「経済指標」って、あまり聞きなれない言葉かも知れません。
しかし、「GDP統計」「消費者物価指数」「日経平均株価」とか聞けば、分かる人も多いと思います。今挙げたのが、経済指標のほんの一部です。言わば、経済の状態を知るための目安です。例えば、景気が良くなればGDPは増大するし、景気が悪くなればGDPは減少します。
連日、色んな経済指標が、メディアを使って発表されています。しかし、それが一体何を指しているのか分からず、何となくメディアの情報を聞いている人は多いと思います。
(あなたは、「月例経済報告」と「金融経済月報」の違いをちゃんと説明出来ますか?)
あらゆる統計は、客観的な「数字」だけが出てきます。それを使って、色んな人が経済の動きについて考え、伝え合うわけです。
「統計は嘘をつかないが、統計使いは指標を使って嘘をつく」と言われます。情報操作大好きのメディアに騙されないためにも、それが一体何を指しているのかをちゃんと見極める必要があります。
今、欧米経済がたいへんなことになっています。
ギリシャ危機から始まった金融不安が、アイルランド→ポルトガル・・・と飛び火していき、他国の金融機関は、お金が無くて困っている国を助けようとしました。十月末には、ギリシャ国債の50%棒引き、つまり「ギリシャの借金を半分チャラにします」と決定されました。ギリシャにお金を貸していたのは誰かといえば、ドイツやフランスなど欧州各地の金融機関、つまり銀行です。ギリシャに貸した金の半分が返って来ない、ギリシャがこのまま潰れたら全額返って来ないかもしれない。そんな中で、「もうユーロという通貨自体無くなるのでは?」という意見もあります。割と現実味のある予測です。
そんな、世界経済の混乱が続いている今こそ、経済の見方について、基礎から学んでいきましょう。
過去の経済関連の記事へのリンクも参考にして下さい。
以下目次です。
Ⅰはじめに・・・