10代20代の頃は歳を重ねることに抵抗がありました。
でも最近の60代の人達、かっこいいなあ。自分が歳とったから感じるのかもしれないけど、それを差し引いても見た目も考え方も今の60代って若くなっているのではないでしょうか。
最近布袋寅泰さんが絶好調ですね。テレビつければ映ってる。
昨晩ちょっと時間が出来たのでテレビ入れるとまつもtoなかい~マッチングな夜に布袋さんが出ていました。かっこいい!今度カラオケ行った時はCOMPAREXでも歌ってみようかな
続いて長渕剛さん。「生涯ブイブイ言わしたい」ってw長渕さんが言うと違和感なく聞こえるから羨ましい
二人に共通してたのは夢を持つことが大事、みたいなこと。
悔しさをパワーに変える。負けないとわからないことがあると。
負け犬の僕は共感しました。
僕は36歳の時に11年勤めた会社を辞めて夢だった飲食店を始めました。子供の時から将来は雇われないで自分で何かやりたいって気持ちが強かったのですが社会人になってその気持ちはますます強まるばかり。すぐにでも始めたかったけど知識も資金もなかったので結局スタート出来たのが36歳の時になってしまいました。
子供も二人いましたし始める前は両親をはじめ、まあいろんな人達に反対されましたね。でも反対してた人達に共通しているのは起業した経験のないということ。事業している人は「やってみる価値ありますね。」「頑張ってください」「応援します」等の言葉をくれて賛成してくれていました。(全部が全部ではないけど)僕は成功することしか考えてなかったので反対する人達のことをうっとおしく思い心の中でどこか見下していました。
僕、めちゃ嫌な奴です。真剣に心配してくれるからこその意見だったのに。
オープンすると予想よりもかなり多くの売上を上げることが出来、
ますます反対した人たちを見下していました(心の中で)
繁盛したのは自分の力じゃない。周りの協力や運もあってのことなのに。本当に調子に乗ったクズでした。
その後は何年も好調でしたが、やがて売上は落ちてきました。しかし経費削減することで、逆に利益は増えていきました。
それでも近くに競合店が出来ると更に売上は落ちました。販促活動に力を入れて更に削れるコストは削っていきましたが利益も減っていきました。そのあともやれることはやったけど活路が見いだせずにいました。
10年間頑張りましたが大切な家族を路頭に迷わせるわけにはいかないと思い体力(貯金)のあるうちにと、断腸の思いで店を畳む決断をしました。
店を手伝ってくれていた妻からはボロクソ言われました。「私はやりたいことがあったのに。時間を返してほしい」と。そんなこと初めて聞いたしオープン前は賛成して楽しみにしてくれていたのに。
ババア(妻の母親)は「商売向いてないんじゃないの?」と陰口言ってたそうです。ババアも飲食店やっていて赤字が続いて先に閉店したのに。閉店するまで運転資金を廻して助けたの僕なんですけどね。
僕はリアでは人の悪口は聞くのも言うのも嫌なのに。こんなところでグダグダすみません(謝)
僕は事業も結婚も失敗しましたが後悔はしていません。店をやらなかったら、やらなかったことを絶対後悔したでしょう。
結婚も。楽しいこともあったし結婚していなければ娘にも息子にも会えなかったし。二人の子供を産んでくれたことには感謝しています。
僕は子供の時から店を始める30代、店が順調な40代の途中までは夢を持ち続け型破りでポジティブな思考の人間でした。
でも店を畳んでからは別人のように守りに入る人間になってしまいました。
番組で長渕さんが歌った「REBORN」と言う歌。「人は何度でもやり直し出来るんだよ」と言う歌だそうです。いい歌だなあ。歳とると涙もろくなるって言うけど本当だなあ
やりたいことがあるのに年齢や環境のせいにして最初から諦めるのはもったいない。実現するしないはともかく、やっぱり夢は持ち続けていたいなあ。輝きたい頭が輝くのはまだ困るけどw
良い縁がもしあれば、あわよくばいつか結婚もしたい・・・
いや、しない方がいいのかな。これは今の時点では自分でもわかりません。