消費税が上がる日が近づいてきました。
平成２６年４月から８％に。
税率が５％のうちにあれやこれや買い物しとこうとお考えの方は多いと思います。
不動産の駆け込み需要はピークが過ぎたようですが、車はこれから駆け込み、家電などの生活用品は直前まで駆け込みが続くでしょう。
ところで、今回の本題は相続税です。
平成２７年１月から相続税は増税になります。
一番大きな改正点は、基礎控除の縮小です。
これまでは５，０００万円と法定相続人＠１，０００万円でした。
例えば、お父さんが亡くなり、お母さんと子供３人が法定相続人のケースでは、遺産が８，０００万円までは相続税がかかりませんでした。
この基礎控除が４０％減になります。
同ケースで考えると、遺産が４，８００万円を超えれば相続税の対象になることに。
この基礎控除の縮小により、全体の４％ほどしか相続税の課税対象にならない現状から大幅に課税対象になる方が増えると見込まれています。
もう一つ大きな改正点は、遺された財産が６億円を超える場合にはその超える部分の税率が５０％→５５％になります。
これらにより１００万、何千万、資産家であればウン億円と払う税金は多くなります。
相続税増税は平成２７年１月１日からです。
増税前１日でも早く他界されると税金は格段にお安く済みます。
駆け込み需要・・・、はダメですよ。
自然の摂理に従うのです。
資産家の皆様、街を歩くときはヒットマンに十分注意し、怪しい人からの差入れは毒殺の危険があるので口にしないことが賢明であると存じます。
長生きし健やかな日々をお過ごしになることを切にお祈り申し上げます。