午前11時06分、予定より6分遅く郡上八幡インターを降りました。

遅れた原因は名古屋高速一宮インターの合流渋滞です。

ここは渋滞の多い場所で、行楽シーズンともなると半端ない大渋滞に・・・

その場合は一宮南で一旦高速を降り、再度名神高速の一宮から入る、これが私の裏技です。

さらにお盆の大渋滞が読めるときは名古屋から岐阜まで行き、岐阜駅前でレンタカーを借り、各務原インターから東海北陸自動車道に入る、こういったテクニックを使い時短を図っています。

 

郡上八幡は良いお天気でした。

気温は9度、風もなく、小春日和です。

 

 

大先輩のお宅を訪問したあと、清水釣具店へ行きました。

そして大将ことマーちゃんと二人きりで1時間お話をしました。

ちょうどお客さんがいなかったことから、昔話に花を咲かせました。

 

初めて清水家と会ったのは今から55年前、引っ越しを手伝ってくれたのがマーちゃんのお父さん兄弟でした。マーちゃんのお父さんがダンプカーに乗って来て、アパートの二階から荷物を下ろしていたのを今でもはっきりと覚えています。引っ越し先はマーちゃん家と同じ町営住宅で、住むところを追われた私たち五人家族がやっとの思いで探し当てた借家だったのです。そり時私は小学四年、マーちゃんはまだ幼稚園児、この時点での接点はまったくなく、彼が小学校に入学してから一緒に遊ぶようになったというわけです。

 

この引っ越しと同時に我が家には電話が設置されました。この電話、実はマーちゃんのお父さんから譲渡を受けたもの、このことを今日初めてマーちゃんに告げました。「知ってた?」と聞くのは野暮と思いつつ一応聞いてみると案の定知らない、下四桁の番号(5466)を言ったところ、その番号はうっすら覚えているとのことでした。

 

私の家と清水家とは古い付き合い、切っても切れないものがある、これ以外にもいろんなエピソードがあり、徹底的に話すとなると何時間あっても足りない、そんな状況でした。まだまだ話したかったのですが、お客さんがお見えになったので「また来月来るよ」と言って帰りました。

 

お父さんが立ち上げたこのお店は、息子のマーちゃんが継承し守っている。

よく頑張っている、大したものだと思いました。

年々釣り客が減り、先細りの商いだけど、命のある限り続けるというマーちゃん。

私も負けてはいられない、頑張ろう!

そんな気持ちになりました。