小学生だった夏
すぐ上の姉が自転車で ダンボール箱に入った子犬を連れて帰ってきた。
お友達の家で産まれたスピッツの子だと聞いた。
コロコロプチプチな女の子
プチと名づけた。
秋がきて
冬がきた。
底冷えの日々。
外飼いだった当時
プチは夕暮れ前からは 中庭に面したお風呂の土壁にもたれて幸せ顔をしていた。
(平成になっても父は薪でお風呂を沸かしていたよ)
それから
春がきて
夏がきて
プチは亡くなった
(こんな顔してたなぁ)
わずか1年のいのちだった。
悲しくて
息が止まるほど泣いた。
泣いて固く誓った。
もう絶対生き物は飼わん!
死ぬから嫌!
と、、、実に身勝手な人間らしいことを思った。
ブログを始めてから
動物たちの悲惨な現状を知った
そして
その命に地道に懸命に取り組む方々の神の手が届く
命ある限り生きてほしい