島崎藤村、初恋 初恋まだあげ初(そ)めし前髪の (昭和の頃の姉、きれいやった)林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の花ある君と思いけり(実家にあった古いかんざし。ほおずき色したガラス玉?) 白い手で あなたがくれた 薄紅の秋の実、林檎(りんご)私は はじめて人を好きになりました。 暖まろ もぬけのから(笑)