みなさんこんにちは。
ゼルファーです!
本日は山梨県小淵沢駅に来ています。
今回はこの小淵沢駅から、
臨時特急あずさ85号
に乗車して終点の松本駅まで行ってみようと思います!
E257系あずさ号
今回乗車するあずさ85号には面白い特徴があります。
それは現行のE353系電車での運用ではなく、旧型のE257系電車での運用となる点です。
E257系電車は、かつて中央線の看板特急として『あずさ号』や『かいじ号』で運用されていましたが、2019年3月16日のダイヤ改正によって中央線からは全車両が撤退。
しかし、ごく稀に臨時列車として運用される事があります。
今は亡き『E351系スーパーあずさ』と共に、かつて中央線を支えてくれたE257系電車を狙って、乗車してみます。
E257系あずさ号の狙い方
E257系あずさ号を狙って乗車する方法を紹介します。
次の写真を見てください。
画像出典:コンパス時刻表2020年12月号
これは中央東線の臨時列車が掲載された時刻表になります。
掲載されているほとんどの臨時特急あずさ号は、現行のE353系電車で運用されます。
しかしですよ!
時刻表の下段に注目してください!
『[注]車内に指定席の発売済み区間をお知らせする「座席上方ランプ」がございません』
と記載されています。
実はこれ。
E257系電車で運用される証なんです。
2019年3月16日のダイヤ改正で、全ての中央線特急から自由席が廃止され全車指定席となり、E353系電車には各座席頭上に指定席の発売済み区間を示すランプが装備されています。
これによって、どの座席が空いているのか一目でわかる様になっていますが、旧型のE257系電車にはこの様なランプは装備されていません。
そのため、中央線の臨時特急にE257系電車が運用に入る場合、時刻表に必ずこの注意書きが記述される様になっています。
つまり、時刻表に掲載された列車の中で注意書きが加えられている列車を選べばE257系電車を狙って乗車する事ができます。
写真の場合ですと、『かいじ83号』『あずさ85号』『あずさ87号』がE257系電車での運用となります。
予算
今回は8号車のグリーン席を取りました。
乗車券:¥,170
グリーン券:¥1,540
合計:¥2,710
1時間に満たない特急乗車時間にグリーン料金を支払うのはお金の無駄な気もしますが、これがグリーン車に魅せられた鉄道オタクというものです(笑)
発車20分前にホームへ
それでは!
発車20分前にホームに入っていきます。
小淵沢駅は自動改札ではなく、昔ながらの有人改札となっています。
ちょうど写真の中央付近に写っているのは、SuicaなどのIC乗車券をかざす端末。
この辺りはJR東日本管内の東京近郊区になるため、有人改札にこの様な設備があります。
臨時特急あずさ85号は1番線からの発車です。
小海線との乗り換え駅
ホームに降りてきました。
今日は冷たいみぞれ模様の天候で寒さが肌に染みます。
小淵沢駅は2面4線の島式ホームとなっていて、小海線との乗り換え駅でもあり、1日に約1,500人が利用します。
ちょうど向かい側のホームには、小海線をはじめJR東日本管轄の非電化路線で運用があるキハ110系が停車していました(写真を見て頂いて、向かって左側の車両)。
ちなみに小海線内には、日本一高い地点に位置する野辺山駅(標高1,345.67m)があり、他の駅も標高の高い駅ベスト9を独占しています。
日本で最も空に近い路線で、別名『八ヶ岳高原線』の愛称で呼ばれています。
11:34 あずさ85号入線
あずさ85号の乗車口は、ホーム足元にある『臨時列車』のステッカーが目印となります。
それでは定点カメラで撮影した入線の様子をご覧下さい。
最近は何かと撮り鉄など鉄道ファンのマナーが問題になっていて度々メディアで取り上げられますが、私も撮影の時は一般の乗客や駅員さんの迷惑にならない様に気をつけたいと思います^^;
いつもの見慣れた松本ゆきのLED式方向幕ですが、E353系よりもこちらの方が味があって個人的には好き。
11:36 小淵沢発車
臨時特急あずさ85号は、定刻通り11:36に小淵沢を出発します。
停車駅は、富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、終点松本の順番。
終点の松本までは僅か55分間ですが、11年振りに乗車するE257系あずさ号のグリーン車の旅を楽しみます。
11:45 富士見停車
小淵沢を出発して約9分で富士見に到着。
富士見町の中心地に位置する駅で1日の利用客は900人ほど。
この駅は富士見町屈指の観光地『富士見パノラマリゾート』の最寄駅で、定期列車のあずさ号が上り5本下り4本の合計9本、臨時のあずさ号は全列車が停車する様にダイヤが組まれています。
ちなみに2019年春のダイヤ改正時に行われた『特急あずさ停車駅削減』において、あずさ号の停車本数を大幅に減らされた悲運な駅でもあります(こちらをご覧ください→JR東日本が犯した罪 その②)。
すずらんの里通過
富士見を出発して約4分ですずらんの里を通過します。
駅名は南アルプスの一角にある入笠山(にゅうかさやま)の別名『すずらん高原』から。
ちなみにこの駅は1985年に建設された比較的新しい駅です。
近隣にあるセイコーエプソン株式会社が事業所へのアクセス確保として、エプソン側が約2億円の建設費を負担してできた経緯があります。
臨時特急あずさ85号は、この後諏訪盆地の主要駅に停車していきます。
次回予告
諏訪盆地の主要駅を停車した後、執着の松本駅を目指すあずさ85号。
次回はこの列車のグリーン車の紹介や、終点松本駅で現行のE353系とのツーショットなどをお伝えします。
私のブログを最後まで閲覧していただき、ありがとうございます。
感謝してます。
鉄道旅行資金倍増計画
まだ見ぬ路線を求めて、私が取り組んでいる資産形成1つ。