こんにちは！
名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
宮奥 丞です。
今回のテーマは、
糖質は結局「悪者」なのか？
です。
トレーナーや医療従事者が大好きなネタなのですが、
みんなそれぞれに主張が違っています。
「糖質なんてなくても生きてけるんだよ！」
「日本人は農耕民族だから米食えばいい！」
などなど、錯綜する情報の中で、
「結局、糖質って良いの？悪いの？」
という観点で、多くの方がお悩みのことかと思います。
そこで、今回は僕の「糖質」に対する考察と主張を、
書いていこうと思います。
・そもそも糖質って何に使われるのか？
糖質は、人間が動く際に使う最もメジャーなエネルギー源です。
有名なところでいうと、筋肉動かすのには糖質がガソリンみたいな役割となって、
運動を生じさせることが分かっていますよね？
糖質は、人間が動くためには欠かせないエネルギーなのです。
・じゃあ糖質は絶対になくてはいけないもの？？
上記の話を聞くと、
「なーんだ、やっぱり糖質はちゃんと摂取しないとダメじゃん！」
ってなりますが、ここで重要なことが一つ。
それは、人間は、外部から糖質摂取しなくても、体内で糖を作れる、ということです。
これは糖新生と言いますが、主に脂質、タンパク質を使って、体内の糖を新生できるのです。
よく、「脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源にしている」と言われますが、
これは半分ウソで、半分正解。
脳は確かに糖を莫大に消費しますが、体内に糖が満たされていれば、
使い勝手が良いからそれを選択的に使っているだけで、
外部から糖を摂取しなくても、ケトン体回路という回路で脂質を回してエネルギー源を作れます。
つまり、糖質って、絶対に絶対に摂らないと死ぬっ！てシロモノではないということです。
人体は偉大です♪
・現代人の糖質摂取の問題点は？
はっきり言うと、「精製糖質」を摂取しすぎていることが問題です。
「精製」とは、混合物を純物質にする過程や技術のことです。
カンタンに例えると、玄米を「精製」したものが白米、
サトウキビを「精製」したものが砂糖、
全粒粉を「精製」したものが小麦粉です。
これの何が問題かというと、食べやすさを追求するあまり、
外側のビタミン・ミネラルや食物繊維といった大事な栄養素が除去されているという点です。
穀物でいう所の「脱穀」などはこれにあたりますが、
脱穀すれば中の純糖質だけは残されて、栄養の詰まった殻はゴミのように捨てられるのです。
この「精製糖質」ばかりを食していると、依存度が高まり、「糖中毒」という状態になります。
（※引用元：https://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic）
基本的には精製物が中毒になりやすいのは、麻薬・覚せい剤を見ても明らかですから、
砂糖などは正直言うと、麻薬とかと作用機序や精製過程からして変わりありません♪
で、これらを摂取しすぎると、血糖値が急上昇し、急降下します。
急降下すると、さっき食べたはずなのに、「あれ、糖足りなくね？」と脳が勘違いして、
「血糖値低いからもっと糖食いたい！」と食欲が暴走します。（低血糖）
で、過食傾向となり、肥満やガン、高血圧等の各疾患になりやすくなります。
これが慢性化して、ホルモンの分泌が狂った状態がいわゆる「Ⅱ型糖尿病」です。
いわゆる生活習慣病とか現代病という風にお医者さんが言っている類のものは、
大体はⅡ型糖尿病から発展したものが多いです。
精製糖質の過剰摂取が大きな引き金になっているのは間違いありません。
・結局、「糖質」は、悪者？
ここまでだと、
「やっぱり、糖質は悪者や！」となりそうですが、
結論言うと、糖質は、悪者ではありません。
これは、消費者側の糖質摂取の仕方が狂っていることが根源なのですが、
みな、それを直視しようともせず、「糖は悪い！」とか「糖は良い！」とか、
二極論で語りたがりです。
論点をずらさずに、自分たちがおかしいという現実を見ましょう。
精製糖質を避けて、全粒粉や玄米、雑穀米など「複合炭水化物」に変えるだけで、
血糖値の急上昇も改善できるし、依存性も抑えられます。
（※体質によって複合炭水化物が合わない場合もあります。）
吸収がおだやかな糖質であれば、より人体に悪影響なくエネルギーにできますから、
無理に糖質カットして、「糖新生」に頼って生きるという必要はなくなります。
糖質カットとか、糖質制限とか、僕は否定派でも肯定派でもどっちでもないです。
なぜなら、人によってそれらが必要な場合もあるし、不必要な場合もあると知っているからです。
イエスかノーか。
グッドかバッドか。
二極論で栄養を考えてはいけません。
それぞれに良さがあり、転じて悪さをする場合もあるのです。
どの栄養素にも言えますが、
「過ぎたるは、及ばざるがごとし」です。
バランスが重要となるのです。（結局ここに落ち着く笑）
みなさん、ぜひ「糖質」を、「悪」とか「善」とかで考えず、
もっと賢く扱って下さい。
そう、消費者側の「意識」の問題なのです！
（まとめ）
・人体は外部から糖質摂取しなくても、糖を作れる！
・精製糖質が問題であり、「糖質」そのものが悪いわけではない！
・「良いか悪いか」で考えず、「どう摂取するか？」という視点で考える！
～あとがき～
最近びっくりしたこと。
洗濯中の洗濯機が急に音出して暴れ出したこと(笑)
6年目だからそろそろガタが来たのか？？
PC作業中にすごい音したのでビビりました(;'∀')
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名古屋の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー
日本で唯一の「姿勢改善士」
宮奥 丞です。
今回のテーマは、
糖質は結局「悪者」なのか？
です。
トレーナーや医療従事者が大好きなネタなのですが、
みんなそれぞれに主張が違っています。
「糖質なんてなくても生きてけるんだよ！」
「日本人は農耕民族だから米食えばいい！」
などなど、錯綜する情報の中で、
「結局、糖質って良いの？悪いの？」
という観点で、多くの方がお悩みのことかと思います。
そこで、今回は僕の「糖質」に対する考察と主張を、
書いていこうと思います。
・そもそも糖質って何に使われるのか？
糖質は、人間が動く際に使う最もメジャーなエネルギー源です。
有名なところでいうと、筋肉動かすのには糖質がガソリンみたいな役割となって、
運動を生じさせることが分かっていますよね？
糖質は、人間が動くためには欠かせないエネルギーなのです。
・じゃあ糖質は絶対になくてはいけないもの？？
上記の話を聞くと、
「なーんだ、やっぱり糖質はちゃんと摂取しないとダメじゃん！」
ってなりますが、ここで重要なことが一つ。
それは、人間は、外部から糖質摂取しなくても、体内で糖を作れる、ということです。
これは糖新生と言いますが、主に脂質、タンパク質を使って、体内の糖を新生できるのです。
よく、「脳はブドウ糖を唯一のエネルギー源にしている」と言われますが、
これは半分ウソで、半分正解。
脳は確かに糖を莫大に消費しますが、体内に糖が満たされていれば、
使い勝手が良いからそれを選択的に使っているだけで、
外部から糖を摂取しなくても、ケトン体回路という回路で脂質を回してエネルギー源を作れます。
つまり、糖質って、絶対に絶対に摂らないと死ぬっ！てシロモノではないということです。
人体は偉大です♪
・現代人の糖質摂取の問題点は？
はっきり言うと、「精製糖質」を摂取しすぎていることが問題です。
「精製」とは、混合物を純物質にする過程や技術のことです。
カンタンに例えると、玄米を「精製」したものが白米、
サトウキビを「精製」したものが砂糖、
全粒粉を「精製」したものが小麦粉です。
これの何が問題かというと、食べやすさを追求するあまり、
外側のビタミン・ミネラルや食物繊維といった大事な栄養素が除去されているという点です。
穀物でいう所の「脱穀」などはこれにあたりますが、
脱穀すれば中の純糖質だけは残されて、栄養の詰まった殻はゴミのように捨てられるのです。
この「精製糖質」ばかりを食していると、依存度が高まり、「糖中毒」という状態になります。
（※引用元：https://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic）
基本的には精製物が中毒になりやすいのは、麻薬・覚せい剤を見ても明らかですから、
砂糖などは正直言うと、麻薬とかと作用機序や精製過程からして変わりありません♪
で、これらを摂取しすぎると、血糖値が急上昇し、急降下します。
急降下すると、さっき食べたはずなのに、「あれ、糖足りなくね？」と脳が勘違いして、
「血糖値低いからもっと糖食いたい！」と食欲が暴走します。（低血糖）
で、過食傾向となり、肥満やガン、高血圧等の各疾患になりやすくなります。
これが慢性化して、ホルモンの分泌が狂った状態がいわゆる「Ⅱ型糖尿病」です。
いわゆる生活習慣病とか現代病という風にお医者さんが言っている類のものは、
大体はⅡ型糖尿病から発展したものが多いです。
精製糖質の過剰摂取が大きな引き金になっているのは間違いありません。
・結局、「糖質」は、悪者？
ここまでだと、
「やっぱり、糖質は悪者や！」となりそうですが、
結論言うと、糖質は、悪者ではありません。
これは、消費者側の糖質摂取の仕方が狂っていることが根源なのですが、
みな、それを直視しようともせず、「糖は悪い！」とか「糖は良い！」とか、
二極論で語りたがりです。
論点をずらさずに、自分たちがおかしいという現実を見ましょう。
精製糖質を避けて、全粒粉や玄米、雑穀米など「複合炭水化物」に変えるだけで、
血糖値の急上昇も改善できるし、依存性も抑えられます。
（※体質によって複合炭水化物が合わない場合もあります。）
吸収がおだやかな糖質であれば、より人体に悪影響なくエネルギーにできますから、
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糖質カットとか、糖質制限とか、僕は否定派でも肯定派でもどっちでもないです。
なぜなら、人によってそれらが必要な場合もあるし、不必要な場合もあると知っているからです。
イエスかノーか。
グッドかバッドか。
二極論で栄養を考えてはいけません。
それぞれに良さがあり、転じて悪さをする場合もあるのです。
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みなさん、ぜひ「糖質」を、「悪」とか「善」とかで考えず、
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・人体は外部から糖質摂取しなくても、糖を作れる！
・精製糖質が問題であり、「糖質」そのものが悪いわけではない！
・「良いか悪いか」で考えず、「どう摂取するか？」という視点で考える！
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