こんにちは!
名古屋市(栄生・星ヶ丘)の姿勢・動作改善パーソナルトレーナー宮奥です。

この間ですね。

久しぶりにしゃぶしゃぶ行きました。

バイキング形式だったので、豆腐を取りに行ったんですよ。

そしたらね、豆腐だと思って取ったのが、実は…

杏仁豆腐だったんですよ…(笑)

豆腐違いですね。これもう老化かな?

最近、老化報告多めの老いぼれトレーナー宮奥です真顔





さて、そんな老いぼれが選んだ今日のテーマは



悪い姿勢ってどんな姿勢?



です。

そういえば、「ここがこうなって姿勢が悪くなります」

とかの姿勢が悪くなる原因についてはたくさん書いてきましたが

そもそも、”悪い姿勢”ってどんな姿勢なのか?ってことは書いてなかったので

今日書いていきます照れ

まあ僕の考えでは、「姿勢の良い悪い」の定義があいまいなので、あまり表現としては「姿勢が良い」「姿勢が悪い」って言いたくないのですが…

一応、ここでは医療現場やトレーナー界隈でよく使われているケンダル(Kendall)の姿勢分類をご紹介いたします。





ケンダルによると、写真の赤枠内の4姿勢が、”悪い姿勢”と言われるもの。

以下に、4つの不良姿勢についての簡単な説明をしていきます。



① ロードシス(ミリタリー)姿勢



軍人の様に胸が張られ、背中が反っている姿勢。
一見すると、良い姿勢のように見える。
骨盤がかなり前傾し、胸椎が過前弯している。
膝は過伸展傾向になり、腰部脊柱起立筋や股関節屈筋群(大腿直筋など)が過緊張。腹筋群、腰部脊柱起立筋、大殿筋、ハムストリングスが弱い傾向。

② カイホシス=ロードシス姿勢



全体的に脊柱が弯曲している姿勢。
胸椎は過後弯、腰椎は過前弯、骨盤は過前傾。
「反り腰」の一種で、肩こり頻発タイプ。巻き肩も多い。
僧帽筋上部、大胸筋、大腿直筋が過緊張。僧帽筋中・下部、脊柱起立筋が弱い傾向。

③ フラットバック(平背)姿勢



脊柱の弯曲が減少した状態。骨盤は後傾している。ハムストリングス、腹筋群が過緊張。脊柱起立筋、胸骨筋が弱い傾向。

④ スウェイバック姿勢



腰が前方移動しているため相対的に足部や胸部が後方に位置する。頭部は前方に移動している(頭部前方偏位)。首~肩こり頻発タイプ。
全体的に筋活動が弱いときに見られるため無気力姿勢といわれる。
日本人に多いといわれる。ハムストリングス、内腹斜筋、大腿筋膜張筋、腸脛靭帯は過緊張。外腹斜筋、脊柱起立筋、大殿筋、内側・外側広筋が弱い傾向。



以上の4タイプが”悪い姿勢”です。

心配しなくても、ほぼ全員この4つのどれかに該当すると思うので安心してください(笑)

完璧な姿勢の人間なんて、ほぼいないんじゃないかな?

皆さんはどれに当てはまるかな??ニヤリ

もちろん、パーソナルトレーニングではそれぞれの姿勢タイプに合わせてメニューが変わっていきます。

ただ、単一の筋に注目するだけでは姿勢全体が改善しないので、やはり姿勢改善は体全体をターゲットとして包括的にアプローチする必要がありますね。

気になる方は、ぜひご連絡ください。




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