昨日階段から落ちてみた。そんなに転がらないと思ってたけれど、重力って本当にあるのね。止まらないものなのね。
ゆっくり落ちていくと思ってたのに実際はあっという間だった。
そして、とても痛い。しばらくして痛い箇所を鏡にうつしてみると、あーこうなるんだってくらい紫になってた。
人間の身体ってもろい。切れば血が出る。打てばあざになる。でも1番もろいのは『心』なのかもしれない。
なんにも感じなくなるとどーなるんだろう?
逃げ出せないんじゃない。逃げ出さない私が悪いの?
足かせがいっぱいの私にどーしろって言うの?
全部捨てるくらいなら。
全部捨てても生きていけるのなら。
そんなに強くないのに。たぶん全部捨てたらもう空っぽの『心』は凍りついて粉々になる。
あざは消えてもあの重力は忘れない。次はもっと高いところから。