「人は、何のために生きるのだろう?」 -22ページ目

「人は、何のために生きるのだろう?」

「自分だけの幸せ」ではなく、「誰かの幸せを自分の喜びにする生き方」にあるのではないか。
我欲ではなく、愛情を中心に生きる。
そんな生き方を、歴史や社会、身近な出来事、そして人生の「なぜ?」を通して、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

神様は言われた。
「息子よ、ありがとう。しかし私の心配はお前のことではない。私はHOWの代表として立つ人間のことを心配している。WHYとHOWが完全に一体化しない限りトライアングルは完成できないのだが、いくらお前が頑張っても相手がどう出るかまではどうすることもできない。私は今までそのような状況をたくさん体験してきた。バプテスマのヨハネは、よもやプライドや嫉妬心に振り回されることはないと思うが・・・、巧妙に妨害する悪魔を見抜ければよいのだが・・・。」
イエスは言われた。
「父よ、私は最善を尽くします。あなたの教えによれば、もし上層部が駄目になっても下層部の挑戦が許されますね。私はWHY代表からHOWゼロ位置へ下ります。最低から再度挑戦します。あなたがヤコブから3人の基盤、12人の基盤、そして72人、120人の基盤と徐々に作って今日の民族版図まで2000年もかけて準備して下さったことを考えれば苦労のうちには入りません。私はどんなに困難な道でも挑戦し勝利します。
しかし問題はここからです。万が一は考えたくはありませんが、万が一それも駄目になった場合は・・・。」
神様は言われた。
「息子よ、下層部摂理まで崩壊した時は悪魔は黙っていない。人間の責任は果たされなかったと主張してお前の命を要求してくるだろう。」
イエスは言った。
「アダムに続いて私の位置は二度目です。アブラハムの時、二番目の位置に立つイサクは殺されそうになりました。ヤコブについで二番目の使命を担当したモーセは、岩を二度打ってカナンの地へ入れずネボ山で死にました。私は分かっております。もし二度目までのチャンスで成功できなければ十字架で死の試練があることも・・・。そして第三のトライアングルに向けた新たな出発のために、異邦摂理のHOWゼロ位置だけは確立しなければならないことも・・・。悪魔は私にあらゆる謀略と拷問と屈辱で攻撃してくることでしょう。彼は私の心に嫉妬心と復讐心を沸き立たせたいのです。そして私を悪魔のものにしたいのです。彼は、うまく誘惑すればアダムと同じように私も悪魔の手に落ちると考えているのでしょう。父よ、私はあなた愛の深さを理解しています。イサクも、自分を殺そうとする父アブラハムはもっと辛いことを理解していました。私も同じです。どんな困難な時でもあなたから離れることはありません。父よ、地上の生活は霊界に行く途上の一コマに過ぎません。私は生きるも死ぬも問題にしていません。しかし私は失敗することができないのです。私が失敗すれば再び悪魔は所有権を確立し、地獄がこの世とあの世を満たしてしまいます。あなたの胸の痛みはいかばかりでしょう。
神様はイエスの理解の深さと決意の凄まじさに感無量だった。こんなうれしいことは未だかつて体験したことがなかった。
イエスは本格的に始まろうとする上層部摂理に神経を集中し始めていた。
つづく