新生姜御飯 | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆6月は、漬物や酢漬け、果実酒などの仕込みも盛んにおこなわれる季節でもありますが、

   甘酢漬け(ガリ)がよく知られる、新生姜もまた5~6月にかけて出回る食材のひとつでしょう。


   今日は、搾り汁やスライスを香り付に用いる、さらに生育し貯蔵した土生姜とはまた異なる清涼感ある

   あの風味を活かし、この時期だけのご飯ものに仕上げます。

   


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   【 新生姜御飯 】


   【 分量 】(6~8人前)

   ・米・・・3.5合

   ・昆布出汁・・・650~700cc

   ・新生姜・・・100g

   ・薄揚げ・・・1枚 

   ・酒

   ・塩

   ・黒胡麻・・・適量

   

   

   【 作り方 】  

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   ①新生姜は繊維の向きを確認し、薄くへいだ後、繊維を斜めに断つように千切りにし、

    米の研ぎ汁に半日ほど浸してアクを抜いておく。   

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   ②薄揚げは両面を焼いて焦げ色を着け、熱湯をかけて油抜きをしたものを

    賽の目程度の大きさに切っておく。

   

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   ③米はあらかじめ研いで吸水させておき、分量の昆布出汁、酒、塩、

    洗って水気を切った①、②、を順に加え、白飯同様通常通りに炊く。

   

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   ④炊き上がりにざっくり切るように空気を送り蒸らす。

    盛り付け、天に黒胡麻を散らした。


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   手順は至ってシンプルですが、ひとつひとつの手順に美味く仕上げるコツのようなものが

   潜んでおります。侮り難し①②③④です。


   豆御飯と並び、比較的よく〆の食事に提供されることの多い御飯もの。

   派手さも何もありませんし、色目も豆のようなコントラストも期待できません。むしろ白一色です。

   それでもこの季節になると、なぜか食べたくなる御飯のひとつ。


   炊き上がりの香りは実に食欲をそそります。