釘煮Rhapsody | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆何故にそこまでこぞって大量の釘煮を仕込みたがるのか・・・
   毎年長蛇の列を為し、バケツ3杯の小女子を買い求めるおばちゃんたちに聞いてみたいといつも思いながら
   それをしないから、毎年恒例の謎なのであります。

   それと、ウォーキング(?)の行き帰りに購入するのは止めておいた方が良いと常々思いますが、
   残念ながらこれも言えません。

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   さて、我が家でも(わずか)1kg程度ですが家使いの釘煮を仕込みました。
   今年はやや甘口を意識し仕上げてみましたが、今年も良い出来、御飯が進みます。

   各家庭にそれぞれのこだわりがあろうかと思いますので、紹介程度に掲載しておきます。


   【 小女子釘煮 】

   【 分量 】(小女子1kg分)   
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   ・コウナゴ・・・1kg
   ・煮汁( ・ザラメ・・・300g  ・水飴・・・60g  ・濃口・・・200g   
         ・酒・・・100g  ・味醂・・・160g  ・生姜(太い千切り)・・・50g )
   ・たまり醤油・・・40g 


   【 作り方 】
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   ①煮汁の分量をすべて鍋に入れ沸騰させる。その間に小女子を洗い水気をしっかりと取り除く。

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   ②小女子を煮立った煮汁の中に、1本ずつばらける様に流し入れる(上)。火加減は必ず強火(下)。
    煮汁が対流するように、落し蓋をして20分程度(あくまで目安)煮る。
    このタイミングでアクを引く。

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   ③煮汁の泡が少なくなってきたら、火加減をやや抑え、たまりを加える。

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   ④煮汁がほとんどなくなれば、さらに火を絞り、弱火で仕上げる。


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   今年もまた艶よく仕上がりました。