柚子味噌と蓮のお焼き | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆年末から引っ張りに引っ張った、お焼きの作り方、生地、具材の分量を中心にお届けします。


   お焼きの生地は粉の配合を変えれば、色々と食感を変えることができますので、

   今回は粘度の異なる小麦粉と蕎麦粉をブレンドし、味のあるもっちりした生地に仕上げてみました。

   具材は3種。先日の木頭柚子のゆず味噌を蓮根と共に生地でくるんだものをまずは紹介します。

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   ◆使用する「木頭いのす社製 ゆず味噌」についてはコチラ を。

    焼きおにぎりに乗せて炙っても香ばしく美味いので、今回はお焼きに詰め込んでみました。


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   【 柚子味噌と蓮のお焼き 】

   

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   【 分量 】(12個分)

   生地

   ・強力粉・・・50g  ・薄力粉・・・70g  ・蕎麦粉・・・50g

   ・熱湯・・・50cc

   ・ベーキングパウダー・・・小1

   ・三温糖(またはきび糖)・・・40g

   ・塩・・・ごく少量

   ・サラダ油、濃口胡麻油・・・各大1


   具材

   ・蓮根・・・100g(スライス12枚分)

   ・ゆず味噌・・・大4


   【 下処理 】

   ・蓮根は皮を剥き、1cm厚さに切る。

    蓮根の直径が、そのまま出来上がりの大きさに反映されるので、やや細目のものを選んでおく。

   ・蓮根をやや柔らかめになるまで少量の塩を加えて茹で、丘上げして冷ます。

    やや柔らかくなるようしっかりと茹でておくと生地に包んでも違和感のない食感に仕上がる。


   【 作り方 】

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   ①ボールに生地の分量すべてを入れ、熱湯を加えて混ぜ合わせる。

    熱湯で火傷しない様にまずは箸や木べらで軽く混ぜる。


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   ②ある程度混ざったら、粉っぽさがなくなりまとめるように手で捏ねる。

    これをラップをして20分程度常温に置き馴染ませる。


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   ③②を12等分した生地を薄い円形に伸ばし、下処理した蓮根1枚、蓮根の穴に

    詰めるように柚子味噌を塗りつけて包み込む。


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   ④③を中火強で7分間蒸す。


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   ⑤④を薄くサラダ油(分量外)を敷いたフライパンで焼き、焦げ目をつける。


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   本来包み込む具材が全体重量のほとんどを占める信州のお焼きに少し変化を加え、

   生地をやや厚く、具材を少なめにくるんでいますので、

   軽食仕様とでも言いましょうか、ややボリュームを抑えた仕上がりです。

   生地、具材の割合は変わりませんので好みで量を変化させていただければよろしいかと思います。


   ちなみに画像は肉味噌。明日登場させます。