牛肉の時雨煮 | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆時雨煮(しぐれに)とは、砂糖、生姜を加えた醤油で煮て色をつけた保存の利く佃煮の一種。

   「煮」を略して単に「時雨(しぐれ)」と呼ぶことも多く、この場合、アサリを使ったものを連想しやすい。

   食材にはアサリのほか、カキなどの貝類、マグロやカツオなどの赤身の魚、牛肉も用いられるが、

   本来は三重県桑名の「時雨蛤(ハマグリ)」のことを指し、他はここから派生したと言われる。


   さて、今回は時雨煮の中でも人気のある〝牛肉の時雨煮〟を作ります。

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   時雨煮とは保存を目的とした佃煮の一種として作られ始めたものなので、しっかり煮込んで

   味を染み込ませ保存性を高めるのが本来の形ですが、食材の風味はなくなってしまいますので、

   今回は、やや手法を変えて、牛肉の風味を極力消さない工夫をしてみました。


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   【 牛肉の時雨煮 】


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   【 分量 】(牛肉250g分)

   ・牛バラ肉・・・250g

   ・生姜・・・1片

   ・水飴・・・30g


   煮汁( ・酒・・・130g  ・水・・・100cc  ・上白糖・・・43g  ・味醂・・・75g ・濃口・・・62g )


   【 下処理 】

   ・牛バラ肉は適当な大きさに切り揃えておく。

   ・生姜は繊維の向きに沿って千切りにしておく。

   ・煮汁の分量は合わせておいてよい。

   【 作り方 】

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   ①牛肉はサッと湯通しして冷水に落とし、余分な脂、臭みをアクごと取り除く。

    これをすぐに引き上げて水気を拭き取る。


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   ②煮汁の分量を合わせ、①、生姜を加えて強火にかける。

 

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   ③沸いたらやや火を落とし、肉に火を通す。

    これをザルに上げ、煮汁だけを再度鍋に戻し火にかける。


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   ④③の煮汁を中火強で煮詰める。

    泡の大きさが明らかに大きくなってきて煮汁にとろみがついたところで

    ③で取り出した肉、水飴を加える。

  

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   ⑤絡めるようにサッと煮たら火を止める。(煮汁は軽く底にたまる程度に減っている)

 

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   アツアツの御飯に乗せていただいたり、肉じゃがの肉の替りにこれをつかったり、

   先日から何度か登場させてきた、風呂吹き大根に乗っけたり・・・

   この牛肉の時雨煮をつかった料理もたくさんあろうかと思いますが、

   だし巻玉子の中に巻き込んだ、肉巻卵はお薦めの一品。明日少しだけ登場させます。

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