キャベツの葉をはがす | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

◆ロールキャベツが一層おいしくなる季節はもう間もなく。


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   中身の具は、ひき肉に野菜を合わせたり、エビや鮭なんかの魚介のすり身にしてみたりと

   幅広くアレンジはできるものの、きれいに仕上げるためには、できれば

   具がはみ出ない様、包み込むキャベツの葉は、1枚ずつ破らずにはずしたいところ。

 

   色々と方法はあろうかと思いますが、今日はそのうちのひとつを。

   毎度のことながら、ご存知の方はスルーしてください。




   【 キャベツの葉をはがす 】

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   ①キャベツの芯(切り口のまるいところ)と

    一番外側の葉っぱを結ぶ軸の付け根に庖丁を入れ切り離す。

   
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   ②一番外側の葉っぱを包みこむように、下から支え持ち、

    キャベツの上から、葉の間に水を流し込むように、ゆっくり水道水を流しかける。


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   ①、②の手順を踏むと、一番外側の葉と内側の葉っぱの隙間に水が入り込み

   その重みが葉っぱ全体にかかって自然にはがれます。


   内側の葉ほどはがれにくくはなりますが、比較的破れにくいかと思います。

   ただし、水の勢いが強すぎると、一気にめくれてしまい破れる原因になるので、

   慣れるまでは水流はゆるめに。


   同様に、水をたっぷり貯めておいた桶の中に浸けて引き上げる方法もありますが、

   水が徐々にたまる水道水の方が、葉っぱへの負担は少ないので破れにくいでしょう。


   一枚一枚の作業になりますが、キャベツを破らずにはがしたい時に重宝する手段です。


   これを踏まえて、明日は分量と段取りです。