膾【なます】  正月早々sabotage | Ta助の厨房

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料理人 Ta助が
真の「食」を求める旅録

日、膾の作り方を掲載するのもいかがなものかと思いますが、

昨日の記事の添え物としてご覧いただければと思います。

よろしければ、昨日の記事に合わせてご覧ください。



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         【 紅白膾 】



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【 分 量 】

・大根 80g ・金時人参 30g ・蕪 中1玉 ・柚子皮 1/2玉分

・炒り胡麻 適量

・甘酢( ・酢 200cc ・水 200㏄ ・砂糖 60g ・塩少々 )

・立塩昆布 適量

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①金時人参は刻んだ後、さっと熱湯で湯がき、

 水に落とした後、水気を切って 立塩に10分程度漬ける。


 ※今回は、材料を小ぶりな短冊に切りそろえているが、

  おせちに加えるなら、定番の細い繊に切り、水引を模すればよい。


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②大根、蕪も同様の大きさに切り、立塩に漬ける。

 大根、蕪はしんなりする程度で上げるようにする。

 

 柚子の皮は、皮から中果皮(アルベド Albedo)をへぎ取り

 黄色い外皮(フラベド Flavedo)のみにしたものを細く切ったものを

 ぬるま湯で湯がき、渋みを除く。

 (このあたりは過去記事、檸檬マーマレードの回を参照にしていただきたい。)



③甘酢の分量をすべて合わせ、火にかけ砂糖を溶かす。

 酢のとがった感じを調整したいときは、

 酢の種類を変えるほか、この作業で酸を飛ばすこともできよう。



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④立塩に漬けたものを水切りし、水分を絞る。

 合わせておいた甘酢から浸る程度の分量を取り、30分仮漬けする。


⑤④を絞り、残りの甘酢に本漬けする。

 2~3時間で様子をみる。

 盛り付け、炒り胡麻を散らす。


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三箇日も今日まで。

みなさま、いかがお過ごしでございましょうか?


私は厨房業務から一歩離れ、ようやく正月を、正月らしく?過ごさせていただいておりまして、

反動というわけではないのですが、正月は庖丁を持たずに過ごしております。 


紅白膾は年末の画像でございまして、

そう、ブログは正月早々sabotageです。


労働抗争の意などではございません。

もちろん 和製造語の〝サボる=怠業〟の意でございます はい。

膾のように、しな~とだれております。

こ~と~し~もぉ~ よ~ろ~しくぅ~…ZZZ