人と人の間に | たす暮らす株式会社 中野瑞穂

人と人の間に

 最近、久々に仲介のようなことに関わることになり、
(宅建業はまだ稼働していないのであくまで`ような`ですが)
以前の仕事のことを思い出していました。

 大学卒業して初めての仕事は、不動産の営業(売買中心)でした。
予備知識もなく、また社会に出たてでゼロからというより、
 マイナスのスタートだったかもしれません。
 それでも、年1000人以上と出会い、
 不動産のプロとして、人生に関わる仕事。
 
 若いから、女だから(業界としては男の人が大半なので)
 それを言い訳には出来ないので、
 毎日必死で下見したり、勉強したり、電話したりして、
 経験は少なくても、とにかく数多く 物件やお客様に触れるようにしていました。

 今となっては、あの時、お客様の願いをどれだけ聞けていただろうか?
 売りたい人と買いたい人の想いを本当に見つめていただろうか?
 走ることに必死になりすぎて、見れていなかったのではないか?
 と 反省することも
 
 その後、結婚を機に退職し、夫の赴任先の青森で、
 発達障害の支援の仕事に出会いました。
 
 支援の仕事を続けたいと、決意したときには、
 まさか、以前の仕事の経験を活かせるとは思いませんでしたが、
 誰かの生涯を見つめ、その子の将来を願ったとき、
 住まいの問題は避けては通れないことにも気付きました。

 住まいの問題の難しさ、恐ろしさ、そして楽しさを十分に知っている
 私だからこそ 立ち上がらなければ、伝えなければ。

 財産が関わることですから、数字への細かさも必要、
 そしてそれ以上に 当事者、家族、家主、支援者 
 それぞれの想いをそれぞれが理解出来るように 仲介 出来ることが必要。

  以前 仕事の時以上に、その「仲介」という言葉の重みを感じているこのごろです。