私が尊敬するプロブロガー、たち(立花岳志)さん。

 

たちさんのオンラインコミュニティ「ツナゲルサロン」で、ある日、明美さんの新著をプレゼントしてくださる!!という素敵すぎる企画に出会い、速攻でエントリーさせていただきました。
 

運よく申し込みが届き、その後、ご本が送られてきました。

なんという、ありがたいことなのでしょう!!

自宅ポストに届いた荷物を見て、すでに、ウルウル状態。

だって、たちさんと明美さんからの、宝物。心からの贈り物ですもの。

ご本に添えられた、たちさんと明美さんのレターを拝見し、

この、一冊に込められた幾多の“魂のメッセージ”に思いを馳せ、かなり号泣状態。
 

毎日3時間ほどかかる通勤の行き帰りが私の読書タイムなのですが、

読んでいた他の書籍を差し置いて、夢中でこのご本を読み進めさせていただきました。

 

☆気づき☆

一人ひとり、みんな、自分にしかできない役目をもってこの世に生まれてくる。

人には必ず「約束された道」があって、その“道”というのは、自分の方法で、自分の力で、見つけていくしかない。
 

脳腫瘍という大変な苦難に遭われた明美さんが、病を克服され、ご自身の力で、方法で、道を見出されたご経験を大切に語ってくださっています。


お恥ずかしながら私も、家族(息子)が苦難に直面していて、自分自身ならいくらでも太刀打ちできると思えるのですが、家族といえども、他者。見守るしかない。あまりにも無力な母親です。


でも、彼にもきっと、約束された道があって、それは、自分で見つけていくしかないんだと、この本を読んであらためて腑に落ち、そうしたら、不思議と、とても心が穏やかになることができました。

 

“これはおかしい!”とか、“何やってんの!”とか、“こうすべき”とか、“ああすべき”とか

…etc. 息子に対する“千の言葉”がずっと頭の中を去来していたのですが、まったく気にならなくなりました。

 

ありきたりな言い方になってしまい恐縮ですが、とにかく、

彼が自分でその道に辿りつくまで、信じて見守っておこう。

 

食事を作ったり、居心地のよい家であれるよう環境を整えたり、自分の仕事を精一杯頑張って、支えてくださるすべての方々に感謝して。

 

自分が今できること。精一杯やろう。

本人から手助けが必要だと言ってきたら、全力で支えよう。

 

と思えるに至りました。

 

とはいえ。

 

ずーっと溜まりに溜まっていた思いが次々と湧き上がってきて、

涙と嗚咽が止まらず、とめどないことに・・・。

しかし、ありがたいことに、その溜まりがドンドン川の先に流れていくのです。

 

私自身にとっても、「約束された道」。

きっと、こういうことなんだろうな。ってあらためて気づくことができました。

 

人には、人生のなかで何回か“脱皮の季節”があり、それぞれ現象は違っても、その訪れは試練がともなう。その苦しみを、自分の成長の課題として引き受け、心の深いところから聞こえてくる声に耳を澄ませば、その季節を乗り越えていく力になる。

明美さんは、“そんなとき、魂のお産婆さんがそばにいたら、どんなに救われるか。ご自身は、そんなお産婆さんでありたい。”と結んでくださっています。

 

“魂のお産婆さん”とっても素敵な言葉です。


自分の息子にとって母の私が“お産婆さん”とは、不思議な表現ですが、

とにかく、息子に対しても、その他の、悩んでおられる周りの方々にとっても、そういう存在であれればいいな。

 

安心していいよ。お産婆さんがいつもそばにいるからねー。って心の中で言い続けよおっと。

 

 

人生には、人智を超えた力が働いている。

病を克服され、多くの師やお仲間とのご縁や、セラピーのご展開。

大切な方々との辛すぎるお別れやその方々が残された作品たちの綴れ織り。

そうして、セラピスト&カウンセラーという、“援助職”としてご活躍されるに至る経緯が、明美さんの肉声として語られ、とても親しみやすく、深く感銘しながら、そのメッセ―ジを受け取ることができました。

 

人智を超えて存在する、約束された道。なのだと。

その道に出会うために、今以上に、一生懸命に、大切に、時を刻まなくっちゃ。

 

 

誰でも人生苦難のなかにあるんだよ。途中から進路変更してもいつでもやり直せるよ。人生っていいもんだよ。そんな、応援歌として、読み終わった後は感動と爽やかな元気をいただける。
 

人間って、いいね!

そんなふうにしみじみと思える。

 

たちさん、

素敵な七夕のプレゼント、本当にありがとうございました!
 

そして、その後、Facebookページで、お一人お一人からのメッセージにご丁寧にお答えになっている明美さんの姿にあらためて心打たれました。
 

以前読んだ、スティーヴン・キングさんの著書「書くことについて」のなかで

“著者と読者はテレパシーでつながっている。“書く人と読む人”お互いに心と心が共鳴し合っている。“という点がとても印象深かったのですが、

まさに、私にとって、明美さんとはテレパシーでつながっている・・おこがましいことを申し上げ恐縮ですが、そんな感動を味わえることができた一冊でした。
 

拝啓。岡部明美さま。
田代幾美と申します。
お目にかからせていただいたことがないのに、突然のお呼びかけ、無礼をお許しください。

このご本は、苦しくてどおしようもなくって路頭に迷っていた私にとって、燦然と光り輝く大切な道標になっていただけました。

こんな素敵な道標に出会えたこと、心より感謝いたしております。

 

たちさん、明美さん、本当に本当にありがとうございました!!