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」
私にとっては、かなり苦いと感じた
思い出があります。
それは
自分が思っている自分と
周りから見た自分とが違うことを知り
大泣きしてしまった思い出。
10年近く前のことです。
当時、借金の返済がかなり進み
（とは言っても、まだまだ借金がありましたが）
とにかくこのまま仕事を頑張り続ければ
なんとかなる・・・
そんな目処がやっと見え始めた頃でした。
しかし
このままずっと
身を削りながらギリギリで働き続けるには
いづれ、限界が来る。
近い将来は
自分を大切にした働き方をしたい
そう思い
模索し始めていた頃でした。
いくら自分で考えても
所詮自分の思考にはパターンがあるので
結局、答えも見つからず
同じところをグルグル回ってしまうと考え
貯金ゼロ状態だったにもかかわらず
様々な勉強会や通信制の大学
必要だと感じた本など
自分の人生を変えるために
かなり自己投資をしていました。
（学びのために借金を増やしたこともあります）
『本気で人生を変えたい』
40歳半ばで
その思いは強固たるものでした。
そんな時、
ある勉強会に参加していて
ワークがあったのです。
それぞれ参加者が自己紹介をして
他の参加者が
どんな印象を持ったか
良かったこと
本人が気づいていないかもしれないこと
その両方をフィードバックする
というものでした。
座っていた席順から私の番は
2番目に回ってきたので
ニコニコしながら
自己紹介をしました。
自己紹介が終わると
フィードバックの時間となります。
ドキドキしながら
そのフィードバックをお聞きしていると
「笑顔が良くて安心できそう」
「優しそう」
「器が大きくてなんでも受け止めてくれそう」
というお言葉が続きました。
嬉しいな・・・
と思っていたのですが
ある男性の言葉が
私の心に衝撃を与えました。
その言葉が
「ちょっとキツそうで、怖そう」
という感じでした。
（動揺して正確に覚えていない）
「きつい・こわい」
という言葉を
人からストレートに言われる経験が
それまでなかったので
とてもショックを受け
その場で涙が溢れてきたのです。
言われた方は
正直に感じたことを伝えられ
真剣にワークに取り組まれていた
とても勇気を持った誠実なお方だと思います。
そして表情やお言葉自体は
柔らかく遠慮気味だった。
でも
その2つの単語が
私の心に刺さってしまい
水風船が割れたように
涙が溢れてきたのです。
その当時
借金を抱えシングルマザーで上京し
夜中まで働き続け
ものすごく自分に我慢をして
ものすごく自分を後回しにして
歯が欠けるほど歯を食いしばって
頑張っていた私だったので
少しのきっかけでも
心が破裂してしまう状態だったのだと思います。
今思うと
正直に言ってくださった男性に
申し訳ないことをしてしまったともいます。
だって、彼が言っていることは
正しいことだったから。
これは1年前にGoogleが教えてくれた
過去との比較写真です。
左が当時の写真で
右が1年前の写真です。
今私が見ても
同じ人物とは思えない（笑）
今でこそ
「とてもそんな苦労された方のように見えません」
そんなお言葉を
よくいただくのですが
当時は怖い・・・ですよね、確かに。
何かを背負って張り詰めながら
なんとか生きている
そんな感じ。
勇気を持ってフィードバックしてくださった
男性のおっしゃる通りです。
日常生活で抱えている心の苦しみは
時間をかけて
表情を変えていきます。
生きていると
いろんなことがあります。
自分が望まないことも起きるし
辛いと感じることもある。
でも、忘れないで欲しいのです。
必ず夜明けはくるし
雨も止む。
それを長引かせるのか
それとも
早く終わらせるのかは
自分が鍵を握っている
本当に、そう思います。
過去から手にしてしまった執着を断ち切って
今の自分を大切にする。
これが全ての始まりです。
Smile＆Happiness！
応援しています。
【編集後記】
過去から手にしてしまった執着を断ち切って
今の自分を大切にする
これはとても大きなテーマで
それぞれ自分の中で感じて
腹落ちして
はじめてわかるもの。
少しでも私の変化をご覧になって
そこを感じていただけたらと思い
お恥ずかしながら
過去のお写真をお見せしちゃいました(^-^;)
あなたにとって
今日1日が幸せなエンジョイワーキングDayであります様に。
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