トートバッグの修理 | レザービーズ刺繍のオーダーバッグや小物のお店tasse-li-tasse

レザービーズ刺繍のオーダーバッグや小物のお店tasse-li-tasse

レザービーズ刺繍とバッグ創りの日々を綴っております

インスタグラムでは、長い文章はむかないので(個人的な考えです)

こちらのブログに、製作過程など少しマニアック?な事をアップしようと思います。

「久しぶりのアップです〜」にならないように・・・

 

先日、トートバッグの修理依頼を頂きました。

勿論、市販のバッグではなく、私が5年前に制作したトートバッグです。

ビーズが取れたしまったので、直して欲しいとの事

 

届いて拝見しましたら、愛用してくださっているのが、わかる、わかる。

レザーは程よくしなやかに...そしてビーズが外れてしまっている所が何箇所か。

ここまで、持ってくださっている事に感激をいたしました。

 

外れてしまっているビーズだけを付け直そうと、作業にとりかかったのですが、

ん〜なんだかしっくりこない。

持ち手も取り替えた方がいいかな?

と思い...刺繍からやり直す事にしました。

 

まず口前(バッグの表と裏を縫い合わせている部分)をほどき、

本体から刺繍部分を外して分解をしました。

自分の作品とは言え、なかなか勇気がいる作業。

縫製方法は今と同じですが、使っている芯は少し違っていました。

あの頃は、これをつかっていたんだ〜などと懐かしく

あちこちひっくり返して、細かくチェックをしました。

 

刺繍をし、持ち手も新しくして...

各パーツが出来上がったところです。

 

 

口前のミシンの針穴にあわせて、ミシンをかけるのが少し大変でしたが、

無事に完成.。

 

 

 

トートバッグが生まれ変わりました。

 

修理やお直しは、最初から創った方が早い事もある程、技術が必要。

修理をお受けできた事はとても自信になり、

大袈裟ですが、ワンランクアップしたと思います。

 

今は、ミシンが楽しくて仕方がないです。