このシリーズの第1話はコチラ↓
このシリーズの前回のお話はコチラ↓
****************
私が両親に結婚の報告を済ませた頃、彼もまたご両親に報告を済ませていました。
遠距離恋愛だと、スケジュールの調整が本当に難しい。
私達だけなら簡単に合わせられるけど、親の調整もとなるとなかなか合わないんよね。
しかもお互い実家は関西。
交通費がかかるしできれば彼の帰省1回で済ませたかったので、あれこれしているうちに1ヶ月が経っていた。
彼はびっちりスーツを着込み。
手土産もしっかり持って。
まずは私の家へ。
男性にとって、「娘さんと結婚させてください」と言うのは一大イベントのようで、彼は死ぬほど緊張していた。
そしてそこに現る、我が父―――。
怖っっっ。
ていうかなんでジャージやねん。
もう彼の胃は限界をむかえるのではなかろうか―――。
母はニコニコお茶を出したりしてたけど、母もまたえらくラフな格好。
結婚の挨拶に来たってわかってる??
いや、私達家族はこんなにラフだから気負わないでね☆と、陰ながらアピールしているのか…?(深読み)
でもそんなことより、何が一番混乱したかって、
パパ―――!!!
威厳出しすぎですから――――!!!
彼ビビってますから―――――!!!
優しくしたげて…と心の中でつぶやく私なのであった。
****************
このシリーズの続きはコチラ↓